地震保険証券を失ったらどうすればいいの?平成28年熊本・大分大震災 【マネー編】まとめてみました。

熊本で震度7の大地震、その後
大小含めて数百回以上の余震が続くなど
非常に大きな災害となっています。

謹んでお亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに
被災された方へは、心よりお見舞い申し上げます。

現地の方々が復旧にむけて全力で取り組まれていて
少しずつではあるものの、前進しています。

僕も何か応援できることはないか?
と考え、微力ではあるものの
僕らしく「お金」の切り口で
関連情報をまとめてみました。

被災情報(マネー編)の概要

僕は京都にいて被災はしていませんが、
九州在住の親戚や知人などもいて
心配になります。

被災していない人は現地の邪魔をせず、
粛々と日々の経済を回すことが一番の支援
という意見も多いですが、僕なりにできることは
やはり情報の発信かと思います。

そこで、僕らしいまとめかたということで
「マネー(お金)」を切り口に震災関連情報を
まとめてみました。

ただ、震災当初で足りないのは
物資とサービス、人的リソースですので
お金については実は後回しでもなんとかなります。

ということで、焦る必要はなく、
少し落ち着いてからじっくりと
ご覧になって頂いても構いません。

逆に、被災されていない方は
数ヶ月たって忘れかけたころに見直して頂くと
実は良い効果があるかもしれません。

平成28年熊本地震関連の地震保険、寄付金、ふるさと納税まとめ

1. 地震保険

基本は

  • 保険証券を確認。ご自身の火災保険に地震保険が付帯しているかどうか確認してください。
  • その後、損保会社(担当者)に連絡

すれば、あとの手続きは教えてもらえます。
このとき、補償の範囲も確認しておいてください。

以下は東日本大震災の直後に書かれた地震保険の概要記事で、
分かりやすくまとまっています。

地震保険の概要と申請方法|@nifty マネー相談コラム

ただし4月現在、損害調査の人手が全然足りてないようで
補償金が支払われるまでに非常に時間がかかる恐れがあります。

そこで現在(4月22日以降)自己申告で保険申請ができる
特別措置が実施されています。

地震保険金の早期お支払いに向けた対応について|日本損害保険協会

これにより支払いまでの時間が短縮される可能性がありますが、
追加の書類も必要になる可能性もあります。
詳しくは契約損保各社にお問い合わせを。

損害保険各社へのリンク|日本損害保険協会

その他にも地方共済、団体共済等がありますので、
お手持ちの契約書をご確認ください。

「保険証券を失ってしまった…」

そもそも家屋が倒壊してしまったり、火事になって
保険証券を失ってしまった場合どうすればいいのか?

証券を失っても契約解除するわけではなく、
証券記号番号があれば、再発行可能です。

保険証券の再発行にはあたっては、まず「証券記号番号」が必要となります。本来であれば、保険証券を見ればこの「証券記号番号」が記載されているのですが、保険証券を紛失等してしまった場合には、「保険料領収証」や「ご契約内容のお知らせ」など各保険会社が契約者にお渡ししている他の書類に記載されています

「証券記号番号なんて分からないよ…」

という場合、保険会社の名前ならば分かりますか?

保険会社のサポートセンターに問い合わせれば、
対応してもらえるはずです。

2. 寄付、義援金

寄付、義援金は大小合わせると多数あります。
主なものや僕の目に止まったものをピックアップします。

熊本地震災害への支援等(義援金・寄附金・熊本城支援金)について|熊本市
「平成28年4月地震大分県被災者義援金・被災地寄附金」の受付について|大分県
熊本地震への義援金・支援金の寄付先と寄付の方法、寄付金控除の利用のまとめ|Money Lifehack

少額の寄付なら、ネット系の寄付を利用するのも手です。

平成28年熊本地震緊急募金|Yahooネット募金

募金の方法を

・クレジットカード
・Tポイント
・SoftBankスマホのかざして募金(募金先によっては不可)

から選べます。
例えばくまモン募金箱なら

・クレジットカード、Tポイントなどでの寄付が可能。
・クレジットカード:100円〜100万円まで
・Tポイント:1〜10万ポイント

平成28年熊本地震義援金のお願い|オールアバウトグループ(受け付け終了)

・一口200円、50口(1万円)まで
・4月22日〜5月8日まで

その他各地域、(公共)団体等の寄付、義援金の募集は
多々あろうかと思います。

3. 寄付、義援金の税金の扱いについて

寄付金控除額は

[特定寄附金の額の合計額-2千円=寄附金控除額]

(注) 特定寄附金の額の合計額は、所得金額の40%相当額が限度となります。

特定寄附金又は国等に対する寄附金に該当する義援金の範囲は

次に掲げる義援金は、「特定寄附金」又は「国等に対する寄附金」に該当します。

1 国又は地方公共団体に対して直接寄附した義援金

2 寄附した義援金が、募金団体を通じて、最終的に国又は地方公共団体に拠出されることが明らかであるもの

申請に必要な書類は

- 義援金を支出したことが確認できる書類

1 熊本地震対策本部や義援金配分委員会等が発行する受領証

2 募金団体の預り証

3 金融機関等で支払った場合の振込票等の控え(その振込口座が義援金の受付専用口座である場合に限ります。)

関連する書類は全て手元に残しておき、
確定申告に備えましょう。

4. ふるさと納税

寄付金控除(確定申告)の手間を省きたいなら、
ふるさと納税のワンストップ特例制度を利用するのもありです。

ふるさと納税の大手ポータルサイト

ふるさと納税の仕組み図も掲載されています。

  • 平成28年熊本地震災害緊急支援募金|さとふる

ふるさと納税ポータルサイトは他にもありますので、
気に入ったサイトから申し込むといいと思います。

なお、ふるさと納税は謝礼品とセットが
現在の主流になっています。

「寄付と思って納税するんだけど、
謝礼品をもらうのはなんだか気が引ける」

という場合は辞退することも可能です。

個人的には、現地の復旧・復興を妨げない範囲であれば
謝礼品を頂くことは全然問題ないと思います。

というのも、結局、地元企業にお金が回り、
地域経済を活性化させて長い目で見て
震災復興に役立つからです。

ただ、現在のように緊急事態時に自治体や物流へ
過剰な負荷をかけるのはよくないですので
現状は純粋な寄付・義援金がいいと思います。

ふるさと納税は来年以降ぐらいから
検討するといいでしょう。

以上、「お金」という観点でまとめてみました。

1日もはやい復旧、復興を心からお祈りしています。

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