妊活をはじめたら、やめるべき3つのこと
こんにちは。岡田のりかです。
妊活の記事が続いています。(笑)
必要な方に届くといいなーとの想いで今日も記事を書きます。
さて、今日は幸せで明るい妊活を応援する気持ちを込めて、
かつ、FPらしく、
「お金をできるだけ効果的に使う」
ことに着目してみたいと思います。
つまりのところは、
「無駄遣いをできるだけやめよう」
ということなのですが、
何を『無駄遣い』と呼ぶのでしょうか・・?
これって本当に個人の主観の話ですので
人によっては余計なお世話なことだとは思うのですが
客観的な意見のひとつとして、読んでいただければと思います。
目次(タップでジャンプ)
1つ目:宣伝文句だけで受診する病院を決めてしまうこと
さすがに、テレビで不妊治療の宣伝をしている病院は
まだ見たことありませんが、
「きれいなホームページだから」
「キャッチコピーに惹かれたから」
「先生がイケメンだから」(これはさすがにないでしょうか?(笑))
もし、こういった理由「だけ」で
治療をする医療機関を決めているとしたら
ちょっと危険です。
人生の大切なイベントに関わってくる、
大切な選択ですし、
間違ってしまうと、
お金と時間を大きく無駄遣いすることになってしまうでしょう。
私が重視するべきと思うのは、
- 最低限の知識をつけておくこと
(あれもこれもなにもかも病院のいうなりにならないこと) - 治療面でも資金面でも計画をきちんと立てること
- 考え方や治療方針に納得すること
- 病院と信頼関係を築くこと
これらをクリアしたうえで、
通いやすさや、診療時間帯など、
その人なりの優先事項を加味して
決めるのがいいのではないかと考えます。
2つ目:妊活サプリや健康食品にお金をかけること
サプリメントにお金をかけたくなる気持ち、
よーくわかります。
テレビ通販やコマーシャルなどでもよくみかけますし、
ネットでも「これいいよ!!」という広告や口コミが
たくさんあります。
ましてや、妊活中となると、
「とりあえず効果がありそうなもの」を
飲んでみたくなりますよね。
葉酸サプリとか。(笑)
(私も実は飲んだことあります。ドラッグストアで買ったやつ…。)
でも、効果あったか? ‥と考えると、
正直、よく分からなくないですか???
私もだいぶ後になって色々勉強して
知ったことがたくさんありますが
その中でも、出会った大切な本のうちの一冊があります。
「サプリメントの正体」。
↓これです。
まんまのタイトルですね。
この本、自称?健康オタクの私にとっては
かなりの衝撃の内容でした。
サプリメントを作って売っている会社の
社長さんが書かれた本なんですが、
例えば
・栄養素は1%未満、残り99%は添加物
・飲み続けるとアレルギーを発症する可能性がある
・価格に見合った効果は得られない
といったことが、
具体的な事例と合わせて、
とっても分かりやすく説明されています。
これを読んで私が行きついた結論は
うん。やっぱり家で美味しいごはん作ろう。
でした。(笑)
ドラッグストアのサプリメントにはほぼ興味がなくなりました。
今でも
病気の治療の一環として
処方してもらったサプリメントを飲んだり、
日焼けしたときや疲れたときに
(信頼できるクオリティの)ビタミンCを
飲んだりすることはありますが。
病院の選択と同様に、
何も考えずに
「人がいいといったから」
「コマーシャルに惹かれたから」
という理由で飲み続けてしまうと
お金の無駄遣いどころか、
かえって健康を損ねる可能性もあるとしたら
ちょっと考えなおしてみるべきと思いませんか?
3つ目:「自分は若い」と思って不妊治療をがんばりすぎること
不妊治療をしている人のほとんどが
30代、40代、あるいは50代
です。
女性も男性も、です。
歳を重ねてもみなさん
本当にきれい(かっこいい)ですし、元気ですし、
バリバリ働いたり
おしゃれしたり
好きな趣味に没頭したり
あちこち旅行にでかけたり。
魅力的な大人が私の周りにも大勢いらっしゃいます。
資金面では、
元気に楽しく働き続けることができれば
歳をとっても関係なくハッピーでいることができます。
(具体的にどれくらい働けばいいんだろう・・
と悩んでしまったらライフプラン作ってみてくださいね。)
でも妊活、特に不妊治療の場合は
いくら見た目が若くても、限界があります。
卵子の数は決まっていて
妊娠適齢期も過ぎているからです。
前向きに取り組むことはもちろん大切ですが、
がんばったら絶対成功する!!!
・・というものではないので、
そこは十分納得した上で、取り組んでいくべきと思います。
もしかしたら、
冷たい意見のように聞こえるかもしれませんが、
幸せになるための時間とお金が
使えば使うほど
逆に不幸になってしまうようなことは
できるだけ避けてほしいのです。
まとめ
以上、妊活をする上で
「お金を無駄遣いしないためのポイント」
を整理してみました。
3つのポイントに共通するのは、
『自分で考える』ことを意識する、という点です。
ある意味、妊活だけじゃなくて
色々なことに通じる考え方ですね。
個人的な意見ではありますが、ご参考になれば幸いです。
著者:岡田 のりか
FPオフィスナチュール代表/ファイナンシャル・プランナー
大学時代は経営学/会計学を専攻。会計事務所/監査法人勤務を経て2016年にファイナンシャル・プランナーとして独立。コラム執筆や個人相談を中心に活動中。
メールマガジン「明るい!妊活マネーレッスン」にて、妊活に悩む30代・40代の女性を応援中。高齢出産の女性の未来を明るくすることを目指す。ファイナンシャル・プランナー(AFP)/米国公認会計士(ワシントン州ライセンス)
ホンの少しの知恵で不妊治療費300万円を用意できるとしたら…
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