株なんて買わなくったって、投資はできます。
今日はちょっとくだけた話を。
くだけではいますが、投資の本質にかかわることですので
ぜひ最後までお読み下さい。
さて、あなたは投資や資産構築に関心があって
このブログを訪問されたのだと思います。
直球質問で恐縮ですが、
投資というと何をイメージされますか?
投資ってなんだろう
別に間違っても構いません。
直感でいいです。
あなたが抱く、投資のイメージとは
- 株を安く買い、高く売ってゲインを稼ぐ
- FXでレバレッジを掛けて売買する
- ローコストのインデックスファンドで運用する
などなど、かもしれませんね。
確かに間違いではないのですが、
これらは投資の本質のごくごく一面を
捉えているに過ぎません。
ところで、買い物はされますよね。
一度、家の中をぐるりと見回してみてください。
テレビ、エアコン、冷蔵庫、冷暖房機、などの家電から
机や椅子、ソファー、タンスなどの家具、
それ以外にも沢山の「物」があると思います。
それらの「維持コスト」について
考えたことはありますでしょうか。
具体的なコストを、ここで計算する必要はありませんが
維持コストは買い替えサイクルが短くなるほど高くなり、
長くなるほど低くなることは理解出来ると思います。
投資というのは
価値のあるものを安く買って、
その便益を最大限に受け取ること
です。
これについて、特に異論はなかろうかと思います。
この意味においては、
家の中にある家電や家具なども、広い意味での
投資対象であることは間違いないでしょう。
そしてここからが本質なのですが
モノだろうが証券だろうが、
安く買った価値あるものを長期的に保有することが
便益を最大限に得るための定石
だというのが、面白い共通点です。
よりよいもの、価値のあるものは、
利用するだけで大きなメリットがあります。
それを長く大切に使うことで、
維持コストも下がり、かつ、
メリットも長く受けられます。
証券投資も同じで、低コストで分散の効いたファンドは
それだけで投資対象としての価値があります。
それを長期間保有することで、
便益を最大限発揮することができるようになります。
我々はつい、投資を成功させるというのは
証券や不動産からキャピタルゲインを得ることだ、と思いがちですが
決してそれだけが「投資」ではないんですよね。
こんなふうに世界を眺めてみると、
投資というのは実にシンプルだけど奥が深い行為で
かといってなにか特別なことでもない。
それをあたかも小難しく考えたり、
あるいは楽して価値あるものを手に入れようとしたりするから
騙されたりするわけで。
そんなうまい話、基本的にありませんから、
モノだろうが証券だろうが、愚直に取り組んでいくのが、
結局は成功するための最短ルートだと思いますね。