つみたてNISA始動。実際の積立て状況を確認してみました。

投資とライフプラン

林FP事務所の林です。

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昨年は当ブログのアクセスも増加となり、
2017年後半は過去最高の月間16万アクセスを
達成いたしました。

これもひとえに読者様の応援の賜物、
感謝の念でいっぱいです。

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つみたてNISA始動。早速積立て状況を確認。

さて、今年一番の投資トピックと言えば
なんといっても「つみたてNISA」ですよね。

当ブログのアクセスも、今は
「つみたてNISA」キーワードが
大半を占めています。

まだ始まったばかりの制度で情報も少ないですが
僕は去年末から早速実践を開始しました。


SBI証券のつみたてNISAで毎日積立てたらどうなる?実際にやってみました。

昨年末に積立て設定を完了しましたが
年末年始を挟んでおり、実際の積立ては
1月4日以降となっていました。

ということで、年が明けて
正式につみたてNISAが始動しましたので
一体どうなっているか確認してみることに。

実はまだ積立てた投信を受け取っていません

SBI証券のつみたてNISA預かり証券を確認すると、

な感じになっていますが、つみたてNISAで積立て中の
「SMT世界経済インデックス・オープン(株式シフト型)」が
見当たりません。

でも、

と、つみたてNISAの投資可能枠は
満額の40万円から減っていますので
きちんと積立は開始されていることが分かります。
(2回積立て済)

初めて投資をする方はちょっと驚くかもしれませんが
これは、「発注→約定→受け渡し」
というステップに時間(日数)がかかるためで、
投信によってもその長さが異なります。

海外株式を含む投資の場合は
この期間が長くなる傾向があるので
口座に現れるまで気長に待つことにしましょう。

積立発注の通知がもらえる

それでも本当に積立てているか心配な方は、
メールで通知してくれるサービスがあります。

SBI証券の場合、こちらのような文面の
メールを送ってくれます。

設定方法は、SBI証券ログイン後に

「口座管理」
→「お客様情報 設定・変更」
→「Eメール通知サービス」

と進み、

「投信積立・外貨建MMF積立メール通知サービス」欄の
「変更」をクリックすれば設定画面が開きます。

毎日積立てだとあまり役に立たないかもしれませんが、
毎月積立て設定で、事前通知をONにしておくと
入金し忘れを予防できていいかもしれません。

自動引落設定をしておこう

手動で入金するのは面倒で、忘れがちになってしまうので、
できれば自動で銀行引き落としする設定にしておきましょう。

SBI証券にログイン後

「口座管理」
→「お客様情報 設定・変更」
→「お取引関連・口座情報」
→「銀行引落サービス」

と進んで申し込んでください。

(楽天銀行、ジャパンネット銀行の自動引落設定はできないので注意)

住信SBIネット銀行の口座と
ハイブリッド預金の設定をしているなら、
自動引落の設定をするまでもなく
積立時に引き落とされます。

つみたてNISAの改善してほしいところ

つみたてNISAが始まったばかりで恐縮なのですが、
何度も言うようですが大事なことなので書いておきますと、
「スイッチングが出来ない」というのはNISA系の大きなデメリットです。

(スイッチングとは保有投信を売却した資金で
新たな投信を買い付けることです)

もちろん、投信の回転売買のようなことは良くないですが
つみたてNISAは販売手数料無料(ノーロード)ですので
そもそも回転売買の販売側のインセンティブはありません。

ですので、そこは心配不要でしょう。

それでもスイッチングが必要なのは非課税枠内で

  • リバランスしたい
  • 同様の低コスト投信へスイッチングしたい

という理由があるからです。

長期積立て投資というなら
これらの作業は避けられません。

バランスファンドを使えばリバランス作業の大半は不要ですが、
それでもライフプランの見直し等によって
バランスファンドそのものをスイッチする必要も
いずれ出てくるでしょう。

そのたびに売却していては、
20年の非課税枠をフルに活用できませんから、
制度そのものの魅力が低下することに
なってしまいます。

いずれも大切な理由ですが、
特に低コスト投信へのスイッチは
投信業界の健全な競争環境のためにも
必要なことだと思います。

もちろんまだ始まったばかりですので
まだまだこれからの話だと思います。

国民全員の資産形成に役立つ制度ですから
長い目で、よりよい制度になっていくことを
期待しています。

つみたてNISAのまとめ記事も併せてお読みください。

【保存版】2018年から始まるつみたてNISA、10のメリットとデメリット

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