エアコンクリーニングの顛末と、家の空調・省エネを考えてみた。
![](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2016/12/写真-5-700x394.jpeg)
寒くなってきたので、
暖房が必要な季節になりましたが
エアコンをつけるたびに
「エアコン臭い!」
と、小学2年の息子に散々言われましたので(苦笑)
意を決してエアコンのクリーニングをすることにしました。
クリーニング業者に頼んでも良かったのですが
ブログのネタにもなるので今回は自分でやってみました。
まずはエアコンクリーニング用の道具を準備!
ネットを調べれば、DIYでエアコンクリーニングの方法を
詳しく説明したページがたくさん出てきます。
便利な世の中です。^^
詳しいクリーニング方法はそちらに譲るとして
前半はざっくりとした手順と、
後半はFPらしくコスパなどについて
考察してみたいと思います。
まずこちらが、今回用意したクリーニングの道具。
![%e5%86%99%e7%9c%9f](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2016/12/写真-700x394.jpeg)
作業効率を上げるため、エアコン2台を
続けてクリーニングしようと思います。
ということで、洗浄スプレーが2本。
アマゾンで2本セットが安かったので。
あとはポタポタ落ちてくる水を受けて
バケツに導くためのビニールカバー(中央)と、
送風ファンをこすり落とすためのハケ(右上)、
腕を伝ってたれてくる水を吸い取るための
タオル2本(右下)。
ハケがミッキーさんなのは、ちょうどいいサイズが
百均でこれしかなかったからです。^^;
ちょっとかわいそうな気もしますが、
とりあえず仕方なく。
早速、エアコンにカバーを掛けた状態。
![%e5%86%99%e7%9c%9f](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2016/12/写真-1-700x394.jpeg)
![%e5%86%99%e7%9c%9f](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2016/12/写真-2-394x700.jpeg)
こんな感じで床上のバケツに
汚水がたまるというわけ。
一言で言えば、でっかい漏斗(じょうご)ですね。
それでは作業を開始します。
エアコンが臭い理由は、ファン等に繁殖したカビの匂いですが、
こんな感じになってました…。
![%e5%86%99%e7%9c%9f](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2016/12/写真-3-700x394.jpeg)
うへぇ。
写真では見にくいですが、
黒色のファンの部分にとんでもない量の
カビが生えています…。
これを洗浄スプレーと水で
どんどん除去していきます。
作業の詳細は長くなるので省きますが、
コツはとにかく根気です(笑)。
バケツの中はこんなことに…。
![%e5%86%99%e7%9c%9f](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2016/12/写真-4-700x394.jpeg)
真っ黒。
これでも、クリーニング開始から
2回目の水です。
ここまでカビが生えていたら、
そりゃ臭わないほうがおかしいですね。
ほとんど黒い水が出てこなくなったら
クリーニング終了。
しばらく風量を弱にして大粒の水気を飛ばしてから
暖房してみました。
うん。
明らかに匂わない!
よーく気にして匂えば、少しだけ残っている気もしますが、
ほとんど気にならないレベルなので、
クリーニングは一応成功と言えそうです。
オチとしては、吹き出し口からお香の香りがするようになって
ありがたいエアコンになりました。笑
僕の部屋で時折お香を炊くんですが、
その匂いがフィルターについているみたいです。
…というか、今までその匂いに気づかなかったということか!?
ひょえ〜。
エアコンクリーニングの作業コストは
エアコンの種類にもよるようですが、
業者にクリーニングをお願いすると
だいたい1万円から2万円ぐらいかかるみたいです。
今回の作業では、エアコン2台分クリーニングして、
トータル約4時間かかりました。
ということは、1台2時間です。
材料費は
- 洗浄スプレーが2本で約600円(安い!)
- クリーニングカバーが約2,000円。
- ブラシ100円
で、トータル約1,700円。
時給は人それぞれだと思いますが
一般的な感じで1時間3,000円ぐらいだとすると
3,000x2 + 1,700/2 = 6,850円/台
となりました。
業者にお願いして1万円だとすると、
自分でやってもそれほど安いとは言えませんね。
エアコンクリーニングは業者に任せたほうが
得策かもしれません。
これなら、自分の仕事に時間を使って
自分の価値を高めていくほうが合理的でしょう。
しかも業者であればエアコンを完全分解して
徹底的にカビ取り・洗浄してくれますから、
もっとスッキリするはずですね。
ということで、次回のカビ取りは
業者さんにお願いしようと思います。
家の空調と省エネを考える
余談になりますが、エアコンを大掃除したついでに
家の空調や省エネについて少し考えてみました。
うちは築30年以上の一戸建て、
メンテナンスはしているので家自体は大丈夫ですが
やはり断熱性能で言えば最新の住宅には劣ります。
特にアルミサッシ、1重窓ですので、
京都の厳しい暑さ寒さが
ダイレクトに室内に入ってきます。
一説によれば、
家の熱の出入り口の50%以上が窓
なんだそうです。
つまり、エアコンの電気代の50%以上は
窓からムダに逃げているわけですね。
すごく、もったいない話です。
光熱費を抑えるならエアコンの掃除も大事ですが
もっと根本的な所、例えば二重窓にするとか、
ロスナイなどの熱交換器を導入するとかが
大きく効いてくるはずですね。
エアコンの電気代もバカにはなりませんので、
住居として長く使うつもりであれば、
根本的な対策を取ったほうが良いでしょう。
政府も省エネ住宅(長期優良住宅)化の後押しをしています。
例えば京都市でも
【平成28年度】京都市既存住宅省エネリフォーム支援事業|京都市情報館
のような補助金事業を行っていますね。
こういうのは上手に活用したいところです。
…といいながら、今年は
エアコンの掃除だけで満足しそう。汗
家の断熱性向上策は、今後じっくり
長期的に考えてみたいと思いますね。
※ 僕は住宅構造やリフォームの専門家ではないので
補助金等の詳細は住宅の専門家にお問い合わせください。
ps.
電気代自体も、電力会社を切り替えて
安くなりました。
こちらの記事も合わせてご覧ください。
↓
年間2万円以上変わると言われたので、電力会社を切り替えてみました。その後の電気料金は?