暗号資産初心者がリスクを抑えて不労所得を得る方法を解説!
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの林です。
この記事では株式投資歴20年以上、暗号資産投資も5年以上の僕が、初心者にお勧めの「暗号資産から不労所得を得る方法」について解説します。
そもそも「え?暗号資産から不労所得なんてもらえるの?」という方も多いと思います。株式なら配当という不労所得がありますが、実は暗号資産にも暗号資産特有の不労所得があるんです。
結論から言えば「SBI VCトレード」を使えば初心者でも比較的安全かつシンプルに不労所得が得られます。
目次(タップでジャンプ)
暗号資産から不労所得を得る方法
SBI VCトレードの話は後ほど詳しくするとして、ここでは暗号資産から不労所得を得る方法の基礎知識をお伝えします。
暗号資産の不労所得についてもう知っているよ!という方は読み飛ばしてSBI VCトレードの活用法にお進みください。
不労所得その1「レンディング、ステーキング」
暗号資産から不労所得を得る方法にレンディングとステーキングがあります。カタカナばかりで分からない!と思われるかもしれませんが、ご安心ください。分かりやすく解説します。
レンディングは日本語で「(暗号資産を)貸すこと」です。レンタルという言葉は馴染があると思いますが、意味は同じです。
例えば普通のお金であれば、銀行が金利を付けてお金を貸すというのはご存知だと思います。家を買うときの住宅ローンも同じで、銀行からお金を借りて利子を付けて返しているわけです。
それと同じことが暗号資産でもできます。暗号資産の仕組みも銀行に似てて、暗号資産を貸し借りできるサイトがあります。例えばこちらはAAVEという人気のレンディングサイトです。
この中の「Supply APY」の欄が、貸し出した人がもらえる利子です。年率12%とか、8%越えとなっているのが分かりますね。
次にステーキングですが、レンディングよりも少しだけ複雑な仕組みになってます。ですが、シンプルに暗号資産を貸して利子をもらうという点においては同じですので、それほど難しく考えなくても大丈夫です。
簡単に仕組みを説明すると、暗号資産は決済や送金するときにガス代と呼ばれる手数料がかかります。暗号資産を預けてその対価として手数料をもらうのがステーキングです。ですので利子とは異なりますが、預ける利用者からの見た目はそう変わりません。
こちらは人気のステーキングサイトLIDOです。
画像の下の方を見て頂ければ分かりますが、イーサ(Ethereum)のステーキング報酬が年率3.5%と表示されています。これが、預け入れ時点で見込まれるステーキング報酬の年率です。
このように、レンディングとステーキングは暗号資産を預けて利息や報酬をもらうというシンプルな不労所得モデルです。
初心者にはレンディングかステーキングがお勧めです。
不労所得その2「流動性マイニング」
次にやや応用編となる「流動性(りゅうどうせい)マイニング」による不労所得について説明します。難しいと感じる方は、読み飛ばして頂いても構いません。
やや複雑な方法ですのでこの記事をお読みのあなたは今すぐにはできないかもしれません。ですがその分報酬も大きくなる可能性が高く、高度な方法に挑戦したい方や暗号資産の中、上級者にお勧めです。
全て説明し始めると長くなりすぎますので、ここでは流動性マイニングの仕組みだけ簡単にご説明します。
流動性マイニングを一言でいうなら「暗号資産同士を交換したい人のためのサービスを維持する手数料と報酬を稼ぐ方法」と言えます。ちょっと難しいですね。図でご説明しましょう。
今、ビットコイン(BTC)をイーサリアム(ETH)に交換したい人がいるとします(右側の人)。もしラッキーにも逆の人、つまりETHをBTCに交換したい人がいれば、取引が成立します。ですが世の中そううまくはいきません。取引したい人を見つけるのも難しいですし、仮に居るとしても、今すぐではないかもしれません。
そこで「流動性プール(図の中央)」が活躍します。BTCをETHに交換したい人は、この流動性プールにBTCを入れ、その対価としてプール内のETHを受け取れば目的を達成できます。この流動性プールの仕組みはとてもうまく働くので、様々な暗号資産ペアの流動性プールがあります。
ただ、前提として流動性プールに十分な暗号資産がないといけません。BTCをETHに換えたくてもプール内のETHが枯渇するとそれ以上交換できないからです。ですので常にプール内に十分な暗号資産を用意するため、流動性プールに暗号資産を提供する人が必要です(図の左側の人)。
もちろんなんの報酬もなければ誰も供給してくれません。そこで流動性プールの運営者は、交換したい人(右側の人)から得る手数料収入の一部を、流動性プールへの暗号資産提供者に一部渡します。これに加え、近年の流動性プールでは運営者からの報酬トークンももらえます。
この手数料収入と報酬が、流動性プールへの暗号資産提供者の収入となります。このようにして稼ぐ方法を「流動性マイニング」といいます。
提供したあとは基本的に放ったらかすこともできるので、不労所得に近い報酬になります。
ちょっと仕組みが難しいですが、難しいだけあって収入額の率も高めなことが多いです。例えばこちらはPancakeSwapのファーミングという人気の流動性マイニングサービスです。
画像の下側中央にあるAPR(年率)が流動性マイニングの収入率で、年率200%以上が見えますね。もちろんこの数字だけで飛びつくのはダメですが、効率よく稼げる可能性があることは分かります。
暗号資産のリスクに気をつけよう
以上、暗号資産で不労所得を得る方法3つについて簡単に説明しました。いい話ばかりではなく、リスクについても説明しておきますね。
- 暗号資産の価格変動リスク
- 利回り変動リスク
- インパーマネントロス
- DeFiサイトのハッキングリスク、流出リスク
- ステーブルコインの価格乖離リスク(デペグリスク)
- 手数料高騰によるコスト上昇リスク
- DeFiサービスのルール変更リスク
- 暗号資産送付時の喪失リスク(ミス)
- その他リスク
上で出てくるDeFi(ディファイ)とは、レンディングや流動性マイニングを提供する方式(分かりやすく言えばサイト)のことです。
もちろんリスクばかり怖がっていてもアンバランスですので、メリットとデメリット両方で判断する必要がありますが、初心者にはちょっと怖い話かもしれませんね。
ということで、あなたが暗号資産の超初心者であれば、いきなり難しいことをせず、シンプルなレンディングやステーキングから始めるのがお勧めです。慣れてきたら、少しずつステップアップしていきましょう。
初心者はSBI VCトレードのステーキングがお勧め
結論からいうと、暗号資産の超初心者が不労所得を得たいなら「SBI VCトレードのステーキングサービス」がお勧めです。
以下、なぜSBI VCトレードなのか、その理由やSBI VCトレードでステーキングする方法を詳しく見ていきましょう。
SBI VCトレードをお勧めする理由
安全性が高い
まずは初心者にとっての安全性です。SBI VCトレードはSBIグループのSBI VCトレード株式会社が運営する仮想通貨取引所です。金融庁にも登録された取引所で、日本人が安心して利用できる取引所の一つです。
説明を省略しましたが、実は上で出てきたDeFi(ディファイ)を活用する場合、自己責任の部分が多く、どうしても中上級者向けとなります。例えばDeFiサイトのハッキングされたり暗号資産が流出しても、会社や金融庁が助けてくれたりはせず、完全に自己責任となります。また暗号資産送付時の喪失リスクもあります。
こうしたリスクはSBI VCトレードを使えば小さくできます。例えばSBI VCトレードのステーキングを利用すれば、SBI VCトレード内で全て完結しますので、暗号資産を送付する必要がなく、送付時の喪失リスクをゼロにできます。
初心者にとって安心でしょう。
もちろんSBI VCトレードを利用しても、暗号資産自体の価格変動リスクなどは残ります。暗号資産の価格変動リスクは伝統的な資産と比較して大きい場合があります。不労所得が得られるからといってノーリスクではありませんのでご注意ください。
初心者でも比較的取り組みやすい
またSBI VCトレードが提供するステーキングサービスは対象の暗号資産をSBI VCトレード内で保有するだけという、非常にシンプルかつ簡単に利用でるサービスです。ステーキングサービスへの申込み等は一切不要で、本当に保有するだけで毎月ステーキング報酬がもらえます。これは暗号資産初心者にとって朗報ではないでしょうか。
ただでさえ暗号資産は難しいイメージがあり、覚えることも多い印象があります。できるだけシンプルに誰でも利用できるサービスを提供してくれているSBI VCトレードは、初心者にとって活用しやすい取引所の一つと言えるでしょう。
SBI VCトレードのステーキングサービスの詳細
SBI VCトレードのステーキングサービスの公式説明ページはこちらです。
2023年12月現在の対象銘柄と報酬年率は以下のとおりです。
- イーサリアム(ETH)年2.8%
- ソラナ(SOL)年5.3%
- ポルカドット(DOT)年11.5%
- カルダノ(ADA)年2.4%
- テゾス(XTZ)年2.2%
- アバランチ(AVAX)年5.8%
- オアシス(OAS)年5.4%
- エックッスディーシー(XDC)年6.3%
- コスモス(ATOM)年12.1%
またSBI VCトレードのステーキングサービスは以下の3つの特徴があります。
- 特別な申込みや手続きは一切不要です。
対象となる暗号資産をSBI VCトレードの口座内に保有しておくだけでOK。面倒がなく、初心者でもすぐできます。 - 報酬は毎月受け取れます。
対象暗号資産の平均保有数量に応じて、毎月報酬を受け取れます。報酬はSBI VCトレードの口座内に自動的に振り込まれます。1年待つ必要もなく、毎月受け取れるのでモチベーションも上がりますね! - ステーキングの途中でも売却や出金ができます。
他のステーキングサービスでは一定期間資産をロックする場合がありますが、SBI VCトレードのステーキングサービスでは資産がロックされません。いつでも自由に売却や出金可能です。将来、不意にお金が必要になって暗号資産を売る必要がきたとしても安心ですね。
以上、初心者に嬉しいサービスであることが分かりますね!
さらに同ページでは実際にいくらもらえるかのシミュレーションも簡単にできます。
この例ではソラナ(SOL)300SOLを保有し、年5.3%の報酬を受け取る場合、1ヶ月に約0.993749SOL(=時価14,292円)を受け取る見込みという意味です。
もちろん暗号資産の価格は日々変動しますし、受け取る報酬年率も変化しますのであくまでシミュレーション時点の価格、年率での計算です。ですが、ある程度の目安にはなります。
参考にしてください。
※なおこの銘柄を推奨する意図はありません。あくまでも例としての説明になります。
SBC VCトレードでステーキングサービスを利用するステップ
それではいよいよ、SBC VCトレードのステーキングサービスを利用する具体的な方法を見ていきましょう。
SBI VCトレードの口座開設をする
まず始めにSBI VCトレードの口座開設を行いましょう。
暗号資産の買い場(下げ)はふいに訪れることがあります。無料で口座開設でき、口座維持手数料も不要ですので、タイミングを逃さないためにも迷ったらとりあえず口座開設しておくのがお勧めです。
SBI VCトレードに購入資金を入金する
口座開設したらSBI VCトレードにログインしてください。以下、SBI VCトレードのシンプルモードで説明します。
ステーキング対象の暗号資産を購入するためのお金(円)を入金します。SBI VCトレードでは、暗号資産を円で購入、取引することができます。
以下の手順で入金しましょう。
- 入出金メニューを選択
- 入金元の金融機関名の一部または全部の読みをひらがなまたはカタカナで入力
- 出てくる選択肢から、金融機関を選択
- 入金額を入力
- 同意してチェック
- クリックして金融機関サイトへ進んでください
あとは金融機関の指示にしたがい、入金を済ませればOKです。なお、入金手数料は無料です。
SBI VCトレードでステーキング対象の暗号資産を購入する
入金できたら、ステーキング対象の暗号資産を購入しましょう。
暗号資産の購入、売却場所は大きく「取引所」と「販売所」の2つあります。取引所は高度な取引でコストを抑えた取引が出来る反面、初心者にはやや敷居が高いです。販売所はSBI VCトレードが販売している暗号資産を直接購入する方法で、やや割高になりますが取引所より購入手続きが簡単です。
ここでは販売所で暗号資産を購入する方法を説明します。ちなみにSBI VCトレードのシンプルモードでは販売所のみの扱いになります。取引所を使いたい場合はメニューの「トレーダーモード」からご利用ください。
以下のステップで暗号資産を販売所から購入できます。
- 買うメニューを選択
- 銘柄一覧から購入したい暗号資産を選びます。この例では「ETH(イーサリアム)」を選択
- 購入数量を指定。「買えるだけ買う」にチェックを入れれば、入金額を全部使って購入できます。
- 以上の条件で買います
これで対象の暗号資産を購入できました!
購入したら放置で大丈夫です!
おめでとうございます。あなたはもう何もする必要はありません。
- 保有している銘柄とその報酬率
- その月の平均保有量
に応じて、毎月報酬を自動的にもらえます。報酬は保有している暗号資産で届きます。例えばETHを保有していたら、ETHがもらえます。
ステーキング報酬は当月の平均保有数量から自動で計算され、翌月15日までにあなたの口座に振り込まれます。
最初のステーキング報酬が届くのをワクワク楽しみに待ちましょう!
初心者がリスクを抑えて暗号資産から不労所得を得る方法まとめ
以上、SBI VCトレードを活用して保有暗号資産からステーキング報酬(不労所得)を自動的にもらう方法について解説しました。
SBI VCトレードのステーキングサービスは対象の暗号資産を保有するだけですぐに利用できるので、初心者にお勧めの方法です。
暗号資産には価格変動等のリスクはありますが、ステーキング報酬を受け取ることで下落リスクを緩和することができます。投資の一つの方法として参考にしてください。
※投資は自己責任でお願いいたします。