トヨタAA種類株の配当報告書が届きました。

11月から12月にかけて、
半期の株主への報告書類が
届き始めていますね。

他の報告書よりも一足早く
トヨタAA種類株主への
配当金の報告も届きました。

AA種類株の前に、読者コメントのご紹介

AA種類株の前に、
ちょっと前回のジュニアNISA記事について
読者の方からコメントを頂きましたので
ご紹介しますね。

林先生、こんにちは。
いつも楽しみに拝見しています。

ジュニアNISAどうしようかな・・・と
迷っておりました。

タイムリーな話題提供、感謝いたします。

(匿名、女性)

コメントありがとうございました。

同様に、迷われている方も多いと思います。

僕のスタンスとしては、
使っても使わなくても構わないが、
制度は正しく知っておくと役に立つ、
という考えです。

ジュニアNISAに限らず、NISA制度自体が
時限制度であり、長期投資として使えるかどうか
微妙なところという評価もあります。

ですので、無理して使う必要はないです。

ジュニアNISAの場合
18歳まで引き出しできないなど、
そういう特徴を上手に使えるなら
活用してもいいと思います。

ご自身のライフプランと相談しながら、
上手に活用できたらいいですね。

こんな感じで今後も、読者さんから頂いたコメントは
交流のために積極的にご紹介していきたいと思いますので、
遠慮せずにどんどんご意見くださいね!

トヨタAA種類株の位置づけ

さて、話をAA種類株に戻して。

ところでつい先日、株主向けに
このような「もの」が届きました。

DSC_2452
DSC_2453_moz

どうやら、AA種類株主への感謝状のようです。

いち個人投資家としては、
「こういうのはいいから本業で稼いでくれよ」
とも思いましたが、

全て紙製で華美な装飾がなく、
さすがコスト意識の高いトヨタだな、
と別の意味で感心してしまいました(笑)

AA種類株の位置づけについて、
再度確認してみます。

詳しくは過去記事
トヨタのAA型種類株の買い方とポートフォリオの考え方
で説明しましたが、ざっくり復習すると

  • 5年間は売却できない
  • 5年目以降、トヨタに購入価格で買い取り請求、または普通株式転換できる
  • 段階的に利率が上がり、5年目以降は年利2.5%固定
  • 普通株同様、議決権がある

という特殊な性質を持つ
種類株になります。

転換社債に似ていますが、
議決権があるのと、返済順位が
社債よりも後という点が異なります。

(なので劣後債に似ているという人もいます)

僕は普通株に転換できるという部分は重要視せずに、
トヨタの信用リスクを負った元本保証の国内債権、
という位置づけで購入しました。

ただし、購入株数は少なくしています。
その理由はこうです。

個別株と分散投資

個別株(個別銘柄)のリスクには、大きく

  • 信用(倒産等)リスク
  • 流動性リスク
  • 価格リスク

があります。

このうち、
信用リスクに関しては
分散投資をすることで低下、ないしは
事実上ゼロにすることが可能です。

ゼロにできるのですから、
わざわざ信用リスクを負うのは
デメリット以外のなにものでもありません。

という理屈から、分散投資になるわけですが、
個人が使える分散投資の道具として
投資信託があるわけですね。

なので、あくまでも長期投資の中心に据えるべきなのは
分散投資(それを実現するための投資信託等)であって、
個別銘柄ではないのです。

今回、AA種類株式はトヨタが発行しているという
特別な事情があるので少し、組み入れましたが、
それでもあくまでも全体から見れば少しです。

長期投資は、分散投資を基本としましょう。

分散投資の基盤を整えた後、
資産全体の数%程度であれば、
個別銘柄があってもいいとは思います。

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