投資に正解はないよ。

「投資に正解はない」

いろいろなところで
あなたもお聞きになった
フレーズではないでしょうか。

今日はドストライクなこの話題に
ちょっと切り込んでみたいと思います。

投資に正解はないっていうけど

これが日本人だけの特質なのかどうか、
ちゃんとリサーチしていませんので分かりませんが
我が子を通して日本の教育を見ていると
なんとなく正解を求めていくことが
人の生き方であるような錯覚を受けます。

全然、そんなことはないんですけどね。

すいません。
いきなり話がそれました。

まぁ、投資について、強いて言えば

「誰にもわからない」というのが
正解でしょうか。

投資とは、そういうものです。

なので。
どんな投資が正解なのか?
というアプローチを取ると
「無間地獄」にハマります。

で、その地獄から抜けられなくなった人が、
助けを求めて「これが正解ですよ」
という人にお金を吸い上げられる
という構造があったりなかったりで…。

ちなみにここ日本では、投資に関して
「これが正解です」と断言して商品を勧誘することは
違法行為ですので、大丈夫だとは思いますが
お気をつけ下さい。

どこに視点をむけるべき?

投資に正解がないとしたら、
一体どうすればいいというんだ…

と思われるでしょう。

投資というものの本質はなにか、
端的に言えば

あなたの意志、そのものです。

「へ?林さん、何言ってるの?」

と思われたかもしれません。

少しずつ、具体的にお話してみましょう。

現状の資産というのは、
あなたの意志そのものです。

「え?なんの意志もないけど…」

という方は、なんの意志も持たない
資産配分、例えば全部給与振込口座に
預貯金として蓄えられていませんか。

FXするぞー、っていう人の資産は
FX口座にたくさん入っていたり。

一度、資産の棚卸しをしてみてください。
面白いことが、分かるはずです。

で、お金は数字の塊ですから、
数字はウソをつきません。

あなたの過去のさまざまな意志決定の結果が、
そのまま現在の数字に反映されて、
今そこにあります。

もう少し変えたいですか?

では新たな意思決定をすればいいだけです。

資産配分が分からない?

意思決定するだけです。

資産配分の計算?

確かに、実務上こうする、という計算の仕方はあります。
それで満足なのであれば、そうすればいいだけです。

でも冒頭で僕はいいましたよ。

「投資に正解はない」と。

最適計算したところで、それが将来
もっともうまくいくことを保証するわけではないのです。

だからそこに存在するのは
あなたがその計算結果で行こう!
という意思決定なのです。

計算が神ではないのです。

計算なんて、過去データを持ってきて、
決められたプロセスでコンピュータが
計算した結果であって、
それは「過去だったらこうなるよ」
と言っているに過ぎません。

投資は過去に行うことはできませんね?
投資は未来への行為です。

だから投資は意思決定が神なんです。

過去を信じて過去データが示すとおりにいく!
というのがあなたの意思決定だとすれば、
過去なんて全然あてにならないから、
まんべんなく世界中の資産を買う!
というのも立派な意思決定なのです。

「過去は分からない」という
意思決定をしたのですから。

立派です。

投資の意思決定は、誰かにやってもらうことが「できません」。
表面上はできますが、それは投資とはいい難いでしょう。

そもそも投資はビジネスの主体を
誰かに任せる行為ですよね。

…ですよね?^^

その任せるという行為の意思決定すら
誰かに任せてたら、それなに?
って話なのです。

実は間接投資といって、
誰かに投資の意思決定すら任せる仕組みはありますが、
例えば預貯金とかは間接投資ですが
それはほとんど無価値(利息ほぼゼロ)ですし、

仮に
「利回り10%、中身はオレに任せて」
っていうファンドがあったら、
十分怪しいでしょ(笑)

残念ですが、現代では意思決定そのものに価値がありますので、
それを誰かに任せた時点で、美味しいところは
根こそぎ持っていかれます。

だからいろいろなものを参考にしたり、
人の話を聞いてみたりするのは
全然いいと思うんですが、
最後は意思決定することです。

それが「投資の核心」です。

まぁ、その意思決定が難しいのですが、
だから投資は面白いし、
視点を意思決定に向けると
自分がどんどん成長していきます。

僕もFPとして活動していますが、
僕ができるのは、
せいぜいあなたの意思決定を
補佐するぐらいです。

どうぞ毎日、自己変革を楽しんで下さい。

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