フリーミントNFTに違和感?のご質問へご回答!

こんばんは、林です。

早速ですが、今日はメルマガ読者様から頂いたご質問に回答したいと思います。

最近のフリーミントNFTについて違和感あり?

メルマガ読者のNさんより、以下のご質問を頂きました。

こんばんは!

林先生のメルマガで勉強させて頂いているNです。

いつも貴重な情報を発信して頂きありがとうございます!!

さて、現在私は、NFTにどのように関与していくべきか勉強中ですが、そのような中で、最近の運営者側のフリーミント戦略について少し疑問を感じました。

イケハヤさんらを中心にフリーミントによるNFT人口の新規拡大を企図していらっしゃることは、よく理解できます。

一方で、運営側のAL磨きや、そもそもNFTホルダーのみを対象としたAL配布などに見られるように、新規参入者にとってフリーミントのAL獲得を困難にしているような印象を覚えることが多分にあります。

運営側の目的と手法が矛盾しているように思いますが、この矛盾はどのように理解すべきなのでしょうか?

そもそも私の勉強不足で根本的に私の認識が誤っているのでしょうか?

もし可能であれば、この点について、林先生のご意見を頂ければ幸いです。

どうぞ宜しくお願い致します。

Nさん、ありがとうございます!

とても興味深いご質問かなと思います。

AL(Allow List、新規購入権利)を配るというのは実に奥深いですよね。

以下はあくまで僕の個人的意見や理解の範疇でNFT運営の公式見解とは関係ありません。

僕の意見について、運営に問い合わせるようなことはしないでくださいね。

もちろん、僕の意見とは無関係にAMAなどで質問するのは疑問解消にとても良い方法だと思います。

という前置きをした上で。

いくつか論点があるかと思いますので論点を分解、整理して一つずつ話していきたいと思います。

前提知識その1 「各NFT運営は異なるビジョンや考えを持っている」

まず前提知識として必ず押さえておきたいのが

各NFT運営は、それぞれ異なるビジョンや考えを持って運営しており、互いに異なる主張をしていることがある

という事実です。

ここで日本を代表すると言われているNFTを例に取ってみましょう。

例えばCNP(Crypt Ninja Partners)は特にガチホ推奨していません。

仲間を増やすことを主眼としており、自由にマーケットで売買してくださいとファウンダーのroadさんは公言しています。

またCNP系のLINE NFTフリーミントでも二次流通大歓迎と発言しています。

一方で、LLAC(Live Like A Cat)は「the・ガチホコレクション」です。

(ガチホとはガッチリホールド(持つ)の略で長期保有する意味)

ファウンダーのShuheiさんはALをフリッパー(すぐに売る人)に渡さないとはっきり言ってますね。

この2つを見るだけでも「じゃぁどうしたらええねん!」と混乱するかもしれませんね。

ですが、各PJで思想や哲学が違うのは「当たり前」なんです。

逆に、思想や哲学が全て同じPJばかりなら、新しいPJをやる意味はあまりないでしょう。

ですので、全てのAL配りが「新規のNFT人口を増やす」目的ではないということに注意しておく必要があります。

既存ホルダーさんのロイヤルティ(帰属意識や団結心)を高めるためのAL、というのも当然あっていいわけです。

全てのフリーミント系ALが新規獲得を目指しているわけではありません。

このように、それぞれのPJは考えや目的が違うということをまず理解しておいてください。

■前提知識その2 「ALを磨くのと二次流通とは根本的に違う」

以上を前提として、次にAL配りの話に移ります。

ここで話をさらにややこしくしているのが

  • ALで無料でもらったあるいは格安で買ったNFT
  • 2次流通で購入したNFT

の違いです。

AL=無料、もしくは格安でNFTをゲットできる権利は、運営からは「プレゼント」や「贈与」の意図が強くなります。

これはALがあれば無料でもらえる(いわゆるフリーミント)が一番分かりやすいでしょう。

運営からすれば、無料で配ると最初の売上が発生しないため「赤字」スタートになります。

経費をかけて作ったものを渡すわけですから、プレゼント、贈与みたいなものです。

またこうした気持ちの問題だけでなく、コレクション運営上の切実な問題もあります。

ALでNFTゲット→即売りされてしまうと、コレクションの価格が「ALで購入できる価格(ミント価格)」に近づいてしまい、場合によってはそれを下回ってしまいます。

(いわゆるミント割れと呼ばれる状態です)

特にNFTの買いが少ない、今の冬のような市況ですとなおさら下がりやすいです。

そうなるとコレクションの魅力が大幅に低下して、その後のコレクション運営を難しくしてしまいます。

NFTホルダーにとっても、これは不幸ですよね。

ですので、ALで無料、または格安でゲットしたNFTを即売りして利益に変えるのではなく、

できるだけ長期で持って欲しいな、という思いが運営にはあります。

例えばShuheiさんのこちらの発言

に、その想いが見て取れます。

こうした事情から、ALで得たNFTは、基本的には即売りしないで欲しいとする運営が多いと思われます。

ちなみに僕個人の感覚ですが、無料または格安でもらったものを即売ってお金に変えるのは、やはりカッコ悪いというか社会通念的にどうなんだろう?とは思いますね。

これはNFTに限らない話です。

服でも靴でもバッグでも財布でもいいですが、例えば誕生日プレゼントでもらったものを、即メルカリとかのマーケットで売るってかなりイケてないですよね。

もちろん所有権はもらったほうにありますから、どう処分しようが法的には自由です。

ですが、そういう行動をする人にはプレゼントを渡したくないと思うのは、運営に限らず普通の人の感覚ではないでしょうか。

ALからの無料、格安NFTをガチホして欲しいというのはそういう文脈です。

法的に云々みたいな話ではありません。

ところが、Theガチホ系LLACのShuheiさんも、2次流通については特に何も指摘していません。

2次流通に関しては「お金を払って自らリスクを取ってゲットしている」ところがALからのNFTとは根本的に異なるので、「売買自由」というスタンスなのです。

ALとの比較でいうならば、プレゼントでもらったのではなく、自分でメルカリから買ったものをまたメルカリで売るのは自由ですし、それをとやかく言う人はいないと思います。

NFTマーケット的にも、二次流通で購入したものを売るのであれば売買数は同数になるので、価格に大きなインパクトは与えません。

自由という言葉にやや突っかかる人もいるかもしれないので、繰り返し補足しておきますと

ALでゲットしたNFTをどう扱うかも法的には自由です。

でもだからこそ、運営の思いを汲み取ってくれる人に厳選してALを渡すわけですよね?

因果応報かなと思います。

原因があって、その結果としてこうなってるよという話です。

はい。分かってます。

超、混乱しますよね(笑)

でも一つ一つ噛み砕いて理解していけば理解できるはずです。

このように、基本は

  • ALからの無料、格安NFTはスグに売ってほしくないもの
  • 2次流通から参加するなら、どんどん売買してOK

という役割分担になります。

ここまで来て、ようやく本題の「NFT人口を増やすフリーミント」の話に入れます。

さて、ではどうやってNFT人口を増やすのか?

NFT人口を増やすにはその「ハードルを下げる」必要があります。

まず、ETHで購入するタイプのNFTは

  • メタマスクをインストールする
  • ETHを購入する

といったハードルがあるので、これらのハードルが低い LINE NFTが有力視されています。

とはいえ、冒頭の話から分かる通り、ALは基本、即売りする人に渡したくないので、ALはガチホ属性の人(既にNFTを持ってて、ガチホしてる人)に渡しがちです。

これですと、新規の人がNFTに触れる機会が減りますよね。

そこで、各運営はこう考えました。

(以下は僕の推測も入っています)

まずCNP Toysですが、こちらは「フリーミント専用」のコレクションを作っています。

とにかく新しい人に参加してもらうことのみを目的として、本来のコレクションとは「別の」コレクションにしたわけですね。

これが、3月31日、4月8日に実施され、そして4月15日に予定されているCNP Toys のフリーミントエディションです。

これらはLINE NFT上で「完全無料」で配られるNFTで、僕のメルマガでも何度かご案内しましたので知っている方も多いはずです。

利点としてはAL方式ではなく、誰でも参加できるので新規参入しやすいことです。

一方、ガチホ属性は高くありませんからコレクションの最低価格はそれほど高くありません。

現時点で流通価格を調べると、最低価格800円からになってます。

本家CNP Toysの最低価格が7,500円に比べると約10分の1程度となっています。

CNP ToysとはNFT数が一桁違い、かつCNP Toysはジェネラティブコレクションで、フリーミントエディションは数枚のコレクションとだいぶ属性が違うので単純比較はできませんが、要は目指す所や目的に応じてコレクションを分けるという手段でAL厳選問題を回避しようとしてるのだと思われます。

もう一つ注目のPJとして、TOL Pass(投資OL社長ちゃんPass)というNFTがあります。

こちらはデザイン共通のパスポートNFTですが価格はかなり高く維持されています。

https://opensea.io/ja/collection/tolpass

確認時点で、1.397ETH(約35万円)です。

これはいわゆるガチホ属性を上げるための「AL磨き」をやったからこそなんですが、NFTを持たない一部の新規にもAL獲得のチャンスがあったそうです。

(具体的なロジックは不明です。問い合わせはご遠慮願いますね)

だからこそ、TOL Pass経由で新しくNFTに参入する人が着実に増えているという事実があります。

この現象は、既存のNFTホルダーにALを配るだけでは起きにくいのではないでしょうか。

投資OL社長ちゃんさんのTwitterアカウントには、このようなツイートが沢山ありますのでぜひ確認してみてください。

TOL Passはコレクションの価値を高めつつ、メタマスクやETHの壁も越えさせ、新規NFTホルダーを開拓するという非常に稀有な成功例の一つと言えます。

最後にLLACですが、ここはガチホ属性の強いPJですから、AL渡してフリーミントのような話は今のところ出てきていないようです。

ですが、LLACは他と違うアプローチを取っていて、例えば「グッズ販売」ですね。

またたび屋(リンクはこちらから)

このように、ダイレクトにNFTを勧めるのではなく、ステッカーやコップなどのグッズを通してLLACのキャラを知ってもらい、そこから入っていくというのも新規開拓ルートとしては有効だと思われます。

フリーミントだけが新規開拓ではないことの好事例かと思います。

以上、まとめると

  • 各NFTプロジェクト毎に思想、目指す所が違う
  • AL配布のNFTと、二次流通で得たNFTは違う
  • 各PJで、新規を増やすアプローチが違う

ということでした。

ちょっとややこしい話でしたが、一つ一つ噛み砕いて説明しましたのである程度イメージは掴めたかと思います。

NFTはまだまだ黎明期 of 黎明期でNFTの役割や目的も様々。

機能も抽象的ですので理解し辛いところはあります。

ですが、今ここで理解を進めてできる限り参入しておけばあとで美味しい思いができる…かもしれません!笑

少なくとも黎明期の参入はそれだけでも貴重な体験ですし価値があるものです。

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