投資を始める前に必要な、いろいろな所に適用可能でもある、大切な概念とは。
投資を考えるとき、まず頭に浮かぶことは
一体何でしょうか?
恐らく、投資と聞いてほとんどの人の頭には
ファンドや株式などの「商品選び」
なんじゃないでしょうか。
それはそれで確かに必要なんですが、
そんなことよりはるかに大切な
ある「概念」があります。
AさんとBさんの仕事のアプローチ
ここに一つの「仕事」があるとします。
ただし、その仕事は非常に負荷が大きく見えます。
Aさんは、仕事に取り掛かる前に、
その仕事をより短時間でできる方法を考え、
準備を整えた上で仕事にかかりました。
ただ、今回は準備に時間を取られてしまったので、
思った以上に時間がかかってしまいました。
一方Bさんは、
とにかく片っ端から仕事を片付け始め、
Aさんよりも早く終わったのです。
さて、AさんとBさんは、
その後どうなったでしょうか?
後日、同じ仕事がやってきました。
Aさんは、短時間でできる方法を既に知っているので、
前回よりも圧倒的に早く仕事が終わりました。
Bさんは、前回と同じ方法でやりましたので、
前回と同じ時間で終わりました。
今回は、Aさんのほうが
圧倒的に早く仕事が終わりました。
この後、同様の仕事がどんどんやってきたら、
この二人はどうなっていくでしょうか?
Aさんは仕事を効率よく終える方法を
常に考えているので、
今後仕事量が多くなっても、
継続して仕事をこなせそうです。
一方で、Bさんは仕事が増えるにしたがって、
どんどんキツくなっていき、
いずれ破綻してしまうでしょう。
僕が重要視しているのは「持続可能なのかどうか?」
AさんとBさんの例で考えれば分かるように、
持続可能でないものは、
最初のうちはうまくいっても、
だんだんうまくいかなくなっていきます。
残念ながら、短期間でできなくなってしまうのです。
その仕事が1回きりということであれば、
Bさんのアプローチの方が合理的かもしれませんが、
ほとんどの仕事は、繰り返し繰り返し、
やっつける必要があるものばかりです。
ですので、馬力だけでなんとかしようとするのは
人生の大切な時間のムダというものでしょう。
そうではなくて、ちょっと
(いや、ものによってはだいぶかもしれませんが…)
時間はかかったとしても、持続可能なことに
投資したり、チャレンジしたりすることが
本当に価値ある行動だといえます。
これは、どんな活動にも当てはまる
「黄金ルール」です。
当然、投資にも当てはまります。
トレーダーを否定するつもりはありませんが、
持続可能、つまり生き残ったトレーダーは
ごくごく僅かです。
であれば、そんな無理な方法に時間をかけても
ほとんどの人は徒労に終わってしまいます。
(ですが、ほとんどの人はこちらに魅力を感じて
ハマってしまいます)
誰でもできる、持続可能な方法で投資するのが
普通の人の最適解であるはずなんです。
持続可能な投資ってなに?
持続可能な投資ってなんでしょうか。
まずは持続可能な仕組みに投資する、
ということです。
???
一見答えになっていないようにも見えますが、
当たり前のことを言っているに過ぎません。
持続可能な仕組みとは、ひとつは、
よく練られた投資のルートを通じて、
「市場経済」の仕組みそのものに投資すること。
人が発展したい、楽をしたいという願望がある限り、
市場経済がなくなることはまずあり得ないでしょうから、
そういう仕組そのものに投資しておけば
いいということです。
交換可能な、世界中の財に幅広く投資すれば
市場経済全体に投資したことになります。
現実的には、代表的な資産である
株式と債券、ということになるでしょう。
そういう理屈を分かって投資すれば
暴落しようがなにしようが、
特に心配することはないはずです。
むしろ、暴落が良いチャンスにすら、
見えてくるかもしれません。
これは、投資家のメンタリティーにも
「持続可能性」をもたらすといえます。
僕らが目指すべきなのは、
実はそういうところなんです。
ところで、マネーの達人から、
粗品を頂きました。
わざわざ郵送で送ってくれたので、
なんだか嬉しかったです^^
こういう心遣いが、
人気サイトに成長している
実は秘訣なのかもしれません。
ビジネスを持続可能にするのは、
地道な活動なんだなぁ、
と再認識したのでした。
投資を始める前に必要な、いろいろな所に適用可能でもある、大切な概念とは。 http://t.co/yBT6IZi04a