妊活を始めるときにおススメの本のご紹介
こんにちは。岡田のりかです。
妊活、特に不妊治療を始める際、まず何をしますか?
多くの方が、『情報収集』をすると思います。
「とりあえず最寄りのクリニックへ行って
お医者さんの指示にしたがってみよう」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
お医者さんの言うなりに治療を進めるのと、
最低限の知識を得てから「自分の考え」をもって行動するのとでは
得られる結果も違うのではないかと思います。
(これは、妊活に限らず、すべてにおいて言えることですが…。)
Googleなどで検索すると、様々な情報が入手できますよね。
このブログもその1つです。
ただ、インターネット上には様々な情報があふれていますから
ネットサーフィンをひたすらしていると、
逆に迷ってしまうことってありますよね。
そんなときにおすすめなのが、
「本」
を手にすることです。
目次(タップでジャンプ)
なぜ本がいいのか
私が本からの情報収集をおすすめする理由は2つあります。
1つのテーマに関する情報を網羅的に入手することができる
ネットで検索した情報は、検索した人の「志向」が影響するので、
どうしても偏りがでてしまいがちです。
つまり、「自分が得たい(と無意識に思っている)情報」を
選んでしまう、という可能性が高くなります。
これはこれで、自分自身で考えた(選んだ)結果なので
悪くはないのですが、
少なくとも「何かを始める」ときには、情報をできるだけ
網羅的に(かつ効率的に)得てから、取捨選択したいものです。
本も、筆者の主観が入ってくるという意味では
偏りがまったくないとは言い切れませんが、
「どんな情報を探したらいいのか」を把握するには
複数の本の目次を眺めてみるのが一番いいと思います。
そして、本の内容を読んでさらに深く調べたいときには
ネットを活用する、という合わせ技がよいのではないかと思います。
特に、公的な情報(助成金など)は
そのときの最新情報を入手する必要がありますから、
書籍よりむしろネットから情報を入手するほうが良いでしょう。
目を通す時間を短縮できる
ネットの記事に目を通すよりも、
本の文章全体に目を通すほうが、楽にできると思いませんか?
(少なくとも、私はそうなのですが・・)
あくまでの個人的な意見なのですが、
紙の本のメリットってまだまだ大きいと思うんです。
・パッと見(一目)で入ってくる情報が多い
(新聞を読むときに経験があるのではないでしょうか)
・目に優しい
・場所を選ばない(ネット環境がいらない)
・リラックスできる
・書き込みができる(頭に入る)
いかがでしょうか。
ここは人によって意見が分かれるところかもしれませんね。
おすすめの本3選
というわけで、本題に入りまして、
「おすすめの本」をご紹介したいと思います。
不妊治療を考えたら読む本 科学で分かる「妊娠への近道」
浅田義正/河合蘭 ブルーバックス社
不妊治療の現状の分析から、妊娠そのものに関する知識、
不妊検査では何を調べるのか、不妊治療はどのように進めるのか、
それぞれの方法のメリットとデメリットなど、
不妊治療そのものについての基本的な知識を得ることができます。
いわゆる「解説本」ですね。
不妊治療を受ける方なら、誰もが知っておきたいことが
ひととおり書かれています。
通院回数や費用についても具体的に紹介されていますよ。
https://www.amazon.co.jp/不妊治療を考えたら読む本-科学でわかる「妊娠への近道」-ブルーバックス-浅田-義正/dp/4062579766
後悔しない「産む」×「働く」
齊藤英和+白河桃子 ポプラ新書
「子育てしながら働く方法」に着目して書かれた本です。
私自身も妊活する際の「ライフプランの作成」をおすすめしていますが、
この本も、女性の各ライフステージで考えるべきこと、
キャリアの在り方やパートナーとの関係など、
産んで働く女性の人生に着目してその課題や方向性を示してくれています。
働きながら妊活・子育てを考えているご夫婦はもちろん、
これから社会人になる大学生やそのご両親などにも
ぜひ読んでいただきたい本です。
https://www.amazon.co.jp/後悔しない「産む」×「働く」-ポプラ新書-齊藤英和-ebook/dp/B075SFFH7P
同じ著者の本で、講談社から出ている
妊活バイブル ‐晩婚・少子化時代に生きる女のライフプランニング-
という本もありますが、こちらも同じ理由でおすすめです。
https://www.amazon.co.jp/妊活バイブル-晩婚・少子化時代に生きる女のライフプランニング-講談社-α新書-齊藤/dp/406272751X
不妊治療の不都合な真実
放生勲 幻冬舎
この本の帯には
『「妊娠しない」と知りながら、体外受精を続ける医師たち。』
というなかなかセンセーショナルなキャッチが書かれています。
でもいわゆる告発本のような、トゲトゲしい内容ではなく
事実を淡々と綴る一方で、子どもをもちたいと願う人たちの
気持ちに寄り添いながら、その解決法のヒントも提示してくれます。
著者の愛情を感じることができる本であると感じました。
https://www.amazon.co.jp/不妊治療の不都合な真実-幻冬舎新書-放生-勲/dp/4344984374
本をお得に購入する方法
amazonや楽天で本を購入すると、
ポイントがついてくるのは多くの方がご存知ですね。
そのほかにも、本の購入をお得にすることができる方法が
あるのでご紹介しますね!!
hontoなどのサイトで購入する
hontoは、私がよく行く書店が近くにあったので使うようになったサイトですが
大手書店の丸善・ジュンク堂・文教堂でポイントを貯めて使えます。
「本は実物を見てから買う派」の方は、ぜひ検討してみてくださいね。
amazonや楽天ブックス同様に、通販で本や電子書籍を購入してもポイントが付きます。
それに加え、独自クーポンが時々配信されて10%・20%オフになることがありますよ!
古本(中古)を探す
amazonで本を探すと、中古販売の情報が出てきますね。
「新品にこだわらない」という方でしたら、
中古で購入すると、大幅に購入価格を下げることができることがあります。
amazonの他にも中古の本が充実しているサイトがあります。
例えば
「ネットオフ」や「ブックオフオンライン」などのサイトでは、
欲しい本の在庫がない場合、「入荷登録」ができますので
廃盤になってしまった書籍などを探すときに使うことができます。
まとめ
以上、妊活前におすすめの本と、
本をお得に購入する方法についてご紹介しました。
こちらで紹介しているのはあくまで個人的な意見ですので
参考までにみていただければと思います。
また、不妊治療については、これから
どんどん新しい体制や制度、考え方、
治療方法などが出てくる可能性は高く、
今後も最新の動向をキャッチアップし続ける必要がありますね。
以上、皆さまのお役に立てれば幸いです。
著者:岡田 のりか
FPオフィスナチュール代表/ファイナンシャル・プランナー
大学時代は経営学/会計学を専攻。会計事務所/監査法人勤務を経て2016年にファイナンシャル・プランナーとして独立。コラム執筆や個人相談を中心に活動中。
メールマガジン「明るい!妊活マネーレッスン」にて、妊活に悩む30代・40代の女性を応援中。高齢出産の女性の未来を明るくすることを目指す。ファイナンシャル・プランナー(AFP)/米国公認会計士(ワシントン州ライセンス)
ホンの少しの知恵で不妊治療費300万円を用意できるとしたら…
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