節約できない人は成功できません。そしてケチな人はもっと成功できません。

節約とケチの違いは
今だに誤解が多いテーマですね。

しかも、それって大した問題じゃないでしょ?
(どうせ私はケチじゃないんだから!)

と思われているフシがあって、
余計に話がややこしいです。

実際には、人生を左右するほどの
ビッグテーマなんですが…。

知らないということは、
本当にコワイことですね。

節約が投資に関わるということも、
ほとんど理解されていないと思います。

節約とケチは全然違う考え方

いきなり結論から入りますが、

効果の高いところにお金を集中させるのが節約で、
効果に関係なくお金を使わないことがケチです。

ここで

「もう何度も聞かされてて、わかってるし、
実践もちゃんとできてるよ!」

という方、いつもブログを
お読み頂きありがとうございます(笑)

以下念のため、確認いただければと思います。

逆にここまでで、「???」な状態であれば、
以下を必ずお読み下さい。

(どっちにしても読むんかい!
というツッコミが来そうですが)

では、具体的に説明していきましょう。

あなたは、
なんのために節約するんでしょうか?

  • 自己研鑽のため?
  • 老後の資金の準備?
  • …それとも海外旅行!?

なんでもいいと思いますが
節約の場合

「お金をかけるモノ」と「お金をかけないモノ」
があり、お金をかけるモノの方がお金をかけないモノよりも
効果が高いことが節約の条件です。

一方ケチとは、
お金をかけるモノとお金をかけないモノの区別を付けず、
とにかく盲目的にお金を使わないようにすることです。

それが一概に悪いとはいいませんが、
ケチにはモノの価値を判断しようという意図が全くなく、
とにかく見た目の支出を減らそうとします。

節約とケチを長く続けるとどうなるのか?
結果の違いは明らかでしょう。

節約家はどんどん生活の質が向上し、
様々なことにチャレンジできるようになっていきます。

一方、ケチな人はどんどん生活が苦しくなっていきます。
行動しないこと、お金を使わないことがケチの行動原理ですので、
究極のケチは生活しないこと、ということになります。

それではちょっとさみしいですよね。

モノの価値を理解しようとする意図があるかどうかが
節約とケチを分ける大きなポイントになります。

この見た目には微妙な、
でも実際には全く異なる大きな違いが
今後のあなたの人生を左右するぐらいの
インパクトがあります。

節約と投資は密接につながっている

大切な話なので、
もう少し話を進めてみましょう。

例えば以前、僕はルンバの話をしました。
覚えていますか?

家中「ルンバブル」にして、家事を大幅に合理化する!(その2)

この話の中でルンバの費用対効果を試算し
ルンバの利用コストが1日約57円、
人手で掃除する場合に比べて
約6.8倍ぐらいの効果があるといいました。

これでも最低賃金との比較ですから
あなたが会社員なら
恐らく10倍以上の効果はあるでしょう。

さて、このルンバを、あなたは買いますか?

ルンバは安くても4〜5万円、
上位機種になると8万円ぐらいはします。

少なくとも、
小遣いでポンと買えるようなモノでは
ないですよね。

にもかかわらず、
節約家は喜々としてルンバを買います。

その絶大な節約効果を、知っているからです。

まだ、理解できませんか?

先ほど、10倍ぐらいの節約効果があるといいましたが、
これは8万円の出費で、80万円のお金が帰ってくる
という意味になります。

だから、節約家は「将来の80万円を今8万円で買う」のです。

いいですか。
8万円が、将来80万円の価値を生むんです。
なぜやらないのか、意味不明です。

一方、ケチな人は絶対に買いません。
そんな高価なモノを買うのは、
ケチ道に反しますので(苦笑)。

その代わり、安い、1万円ぐらいの掃除機を必死に探してきて、
毎日時間をかけてせっせと掃除をします。

(自分自身でそういう選択をしながら、
「毎日時間がない…」と嘆くのです…)

確かにこの場合は、ルンバと比べて7万円、
安く購入できていますので、一見得した気がします。

しかし、将来の80万円の節約効果は得られず、
その後も毎日掃除をかけるという
苦行が待っています。

ケチな人は今7万円の得をして、将来の80万円を捨てるのです。

それが、節約家とケチの違いです。

理解できてきましたか?

要は、視点が全然違うんですよね。

節約家は未来を見ていますが
ケチは手元のお金だけを見ている、
という言い方もできるかもしれません。

投資家に節約家が多いのも
実はこのあたりが関係しています。

だから僕は節約家になれとはいいますが
ケチになれとは絶対にいいません。

ケチになると
視点を狭め、あなたの生活の質を貶(おとし)め、
結果、お金も時間も生まれませんから。

こうしてみると、

「私はケチではないのよ〜」

って口ではいいながら、
実はケチになってしまっているコトは
ないでしょうか?

いい機会ですから、ちょっと、
自己点検してみてくださいね。

(余談ですが、だからといってモノの価値を判断せずに
ポンポンお金をつかうのもNGです。

それは浪費家というタイプで、ケチと浪費家は
モノの価値を判断しないという点で本質的に同じですし
浪費家の方がお金が貯まらない分、タチが悪いです。)

もう少し違う例をあげると

高額セミナーや塾なんかも、
同じことがいえます。

もちろん、高額といってもいろいろありますが、
15万円とか、30万円とか、60万円とか、
セミナーや塾やサービスにも僕は普通に
参加したり購入したりします。

なぜか?

「莫大な時間と労力を節約できることを知っているから」

です。

支払ったお金以上であることはもちろん、
その何倍もの時間と労力が、節約という形で
自分に帰ってきます。

ン十年研究してきた
既に効果が明らかなメソッドや知識を
惜しげもなく教えてくれるわけで

自分一人でやってたら
どう考えたって同じかそれ以上の時間がかかるだろうし
それだけ時間をかけても全然到達出来ないかもしれません。

そういうことを、わずか数ヶ月ぐらいで
教えてくれるわけですから
その効果は半端ないですよね。

ここで30万円は高いから、もう少し値切れないかな?
なんて考えるのはケチです。

それは30万円という表面上の数字に囚われている証拠です。

そこで中途半端に値切ってしまうと、
「惜しげもなく」の部分がカットされてしまいます。

そんな中途半端なことをするぐらいなら、
ちゃんと正当な対価を払って、
惜しみなく短期間に全部教えてもらった方が
効果は高いですよね。

だいたい、言っている意味は
分かってきたでしょうか?

もちろん、高額セミナーや塾だからといって、
必ず効果が高いわけではありません。

中には、冗談か詐欺か?と思えるような
内容スカスカのものもあるそうなので
注意は必要です。

(幸い、僕はそういうのに申し込んだ経験はありませんが…)

そういうリスクはあるにせよ、
ちゃんとしたものを選ぶことができれば
これほど費用対効果の高いものも
ないと思います。

結局ここでも、買おうとしているサービスの価値を
理解できているかどうかがポイントになります。

お金を理解するということは、
単に表面上の金額をなぞるだけにあらず。

お金と交換するモノやサービスの価値を理解することが、
本当にお金を理解することにつながっていくのです。

さて、ちょっと難しかったですか?

ではここで僕が冒頭に書いた結論を
もう一度読んでみて下さい。

効果の高いところにお金を集中させるのが節約で、
効果に関係なくお金を使わないことがケチです。

スッと頭に入ってきましたか?

最初よりも頭に入ってきたなら、
多少なりとも節約の理解が深まっていますので、
それは実に素晴らしいことです!

節約がまだ全然できてない、
という方、まずは基本中の基本の節約術である
固定費削減にとりかかってみてください。

こちらは、気軽にカンタンにできるので
手っ取り早く取りかかって下さいね!

ps.

固定費削減の本命の一つが格安SIMですが、
ちょうど、イオンモバイルが
受付再開したようですね。

(注文殺到でシステムダウンし、
しばらく受付停止してたようです)

格安SIM、SIMフリースマホも
競争がすすんで選択肢が増え、
消費者にはありがたくなってきました。

その分どれを選べばいいか、
分かりにくくなってきたのが難点ですが
イオンモバイルは小売り系なだけに
初心者にやさしいと思います。

格安SIMについては
こちらの比較記事も参考にしてください。

イオンモバイルが格安SIM事業に参入!IIJmio、DMMモバイル、イオンモバイル徹底比較と今後の展開とは?

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