年末年始に読みたい本、2017年版
年の瀬ですね。
いかがお過ごしですか?
毎年、年末になると
年末年始に読みたい本をご紹介していますので、
今年もその慣例にしたがって記事にしようと思います。
今年流行った本に限らず
(流行本のリストアップは出版社にお任せします!)
何度も読みたい定番本や、
実は僕も読了していない本まで交え、
独断による雑多なリストですが
参考になれば幸いです。
目次(タップでジャンプ)
過去の読みたい本リスト
今年のリストを出す前に、
過去このブログでご紹介してきた
記事を再掲しておきますね。
何度も読みたい本もありますので、
まだ読んでない本、もう一度読みたい本、
あれば是非手にとってください。
2015年版、読みたい本、必読書
年末年始にゴロゴロしながら読みたい。投資力を高める定番本とその読み方。
ボリュームが大きめの本が多いですが
金持ち父さんやバビロンの大富豪なんかは
ゴロゴロしながらでも読める本です。
もし、読んでない本があれば
じっくりお読みくださいね。
2016年版、読みたい本、必読書
ただ、気になるのは世界の潮流が
明らかに変わってきている事。
ピケティは資本の局在化を警告しましたが、
実際、そのような流れになっているのは
さすが、一流と言えるでしょう。
2017年版、年末年始の必読書!
さて、今年は何を挙げようかなと考えていますが、
去年と一昨年の必読書を眺めていると、
ちょっとボリュームが大きくて読みにくい本が多いな、
と反省。
ま、それが僕のスタイルなんかもしれませんが、
なんとなく軽く読める、気軽に読める本というのも
それはそれでいいものです。
そこで、今年はちょっと軽めの本を
多めにピックアップしてみました。
1冊でも手にとって、読んでもらえるとうれしいです。
個人型確定拠出年金 iDeCo活用入門(竹川美奈子)
来年からiDeCoが始まります。
いや、もう始まってるんですが、
2017年からは現役世代であれば
基本、誰でも加入することが出来ます。
で、そのiDeCoの基本と注意点が、
全部分かりやすく網羅されてて、
入門書といいながら、結構実用的なので
これ1冊でiDeCoは十分理解できます。
iDeCoの難しさの一つに
運営管理機関の選び方がありますが、
その点についても言及されてますので
これから始めたい人にはありがたい1冊です。
竹川美奈子氏は草食投資家の中でも
有名で、変な営業色はありませんので
そういう意味でもお勧めですね。
コスパの高い1冊。
iDeCoに関してはこっちの記事もご覧ください。
↓
https://h-fpo.com/?p=4235
ホラクラシー(ブライアン・J・ロバートソン)
この本、実はまだ、読んでません。
でも、今読みたい本No.1です。
ホラクラシーとは聞き慣れない言葉ですが、
組織階層が無く、上司もおらず、
フラットな組織運営形態の一つです。
フラットな組織…。
CEOに支配されないにも関わらず、
意思決定の早い組織…。
この甘美な言葉を、あなたも
一度は耳にしたことがあるかしれませんが
実際に導入され、成功している事例については
あまり知らないかもしれません。
でもですよ。
米国でたぶん一番有名な靴のオンラインショップであるザッポス社、
僕も実践しているGTDの始祖であるデビッド・アレンアンドカンパニーなど、
世界的に影響力の高い企業も実際に導入し、実践している方法です。
導入事例は既に数百社だそう。
ホラクラシーに限らず、teal(ティール)だとか、
他にもフラット化組織の動きは、
世界で高まっているようです。
あなたの会社をフラット化できないにしても、
世界的な動きになっている理由については
少なくとも知っておく必要があるでしょう。
これは学ぶ価値が高いんじゃないでしょうか。
仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン)
もう、出版から15年も経ちますか…。
以前読んだ本なんですが、
たまたまKindle Unlimitedで見つけて、
また読んでしまった本。
この本、やっぱりいいわ。
多少、アメリカンな事情が入った部分もあるんですが、
ヒトが仕事をしていく上で大切な本質が
自然に描写されているので、お勧めですね。
対話形式で話が進むので、その点
読みやすさも抜群。
やっぱり仕事は、楽しくなくちゃね。
あなたの仕事、楽しいですか?
仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン)
仕事は楽しいかね?2(デイル・ドーテン)
ちなみに「2」は上司と部下の話です。
ウォール街のランダム・ウォーカー(バートン・マルキール)
言わずと知れた、
インデックス投資家のバイブル的書籍。
いや、古い本なんですがね。
あの…、今年ですね、
原著11版(日本語)が出版されまして。
それでね、思わず買っちゃったんです。
いや、いい本なんですよ。ホント。
11回も版を重ね、多分各版で新しい内容も盛り込まれてて。
行動経済学とか、スマートベータとか。
インデックスファンド以外にも役に立つ内容盛りだくさんなんですよ。
一家に一冊、バイブルとしてどうですか?
欲張り過ぎて、500ページもありますが、
全然、気にならないですよね!
だってバイブル(辞書)なんですから。
ダメですか…?
狂気とバブル(チャールズ・マッケイ)
最後にこの本を、挙げておきたいと思います。
一体、今、何が起きているか?
米国の株式も、日本の株式も、上昇傾向ですね。
ミシシッピ計画、南海泡沫事件、チューリップ・バブル…。
誰でも一度は耳にしたことがあると思います。
でもその詳細は知らない、という方が
ほとんどではないでしょうか。
また、世界の不安定さは増しているようにも感じます。
米国ではトランプ氏が大統領に選ばれ、
欧州では極右が台頭しつつあります。
その事自体に問題は無いかもしれませんが、
もし、今後、民族の浄化などという極度の人権侵害につながるなら
我々はたった500年程前の狂気である「魔女狩り」から
なにか学べるかもしれません。
過去の事例から学ぶことこそ、
我々人間の叡智だと思います。
それを忘れたら、
また野蛮と暗黒時代の繰り返し。
これ、大人の責任ですよ。
超ロングセラーですが、
今こそ読み返したい1冊として
最後に一押ししておきます。
2017年おすすめ本まとめ
えーっと、がんばったけど、
やっぱり最後は重たくなった…(苦笑)
「どこが軽い本やねん!」
と、突っ込まれそうなんですが(汗)
まぁ、楽しく読めるというか、サクサク読めるというか、
そういうのも軽い本のウチ、ということでお許しくださいませ。
狂気とバブル、
読み物としてもおもしろく、
サクサク読めますので、是非!(笑)
ABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)に参加しています
それからもう一つ。
今年の後半から、とある会社の社長さんに誘われて
ABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)という活動に
参加させて頂いています。
どういうものか、言葉で説明するのは難しいですが
一言で言えば参加型の読者会で
1冊の本を複数のパートに分けて分担して読書し
それをプレゼン形式で共有するというものです。
共有後、ダイアログ(対話)をしながら
本への理解を深めていくのですが、
これがなかなか奥が深く、
自分一人ではなかなか気づけようなことが
たくさん出てきます。
みんなで本の世界観に
ダイブしているような感覚が得られ
本好きにはたまらない、
本があまり好きでない人も楽しめる、
そんな活動ですね。
京都、大阪にお住まいの方であれば
誰でも参加できますので、興味のある方は
お声がけください。
読者の皆さんが
来年も幸多き年となるよう、お祈りしながら、
今年最後の記事とさせて頂きます。
今年も1年間、このような小さなブログに
おつきあい頂きまして、ありがとうございました。
もちろん、来年もどうぞよろしくお願いいたします!
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