投資家にとってのSBI証券の魅力とリスクとは?

こんにちは。林FP事務所の林です。

ネット証券大手として、また長期投資家のメイン証券会社として不動の地位を築きつつある、SBI証券。

でもなんとなく、

「他の証券会社のほうがいいかな」

とか、

「万一のために(?)対面があったほうがいいよね」

と考えている方、損をしている可能性があります。

SBI証券の3つのメリットとリスクについてまとめてみました。

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SBI証券の3つのメリット

SBI証券のメリットについて、大きく3つに分けて説明します。

  • 対面取引不要で余計なリスクを避ける
  • SBIハイブリッド預金で運用効率化と自動引き落とし可能
  • 長期投資家に嬉しい、業界最高水準の投信キャッシュバック

1. 対面で購入しなくて済む

これはネット証券全般に言えることですが
対面や電話口での取引が不要となるので
余計な勧誘を避けることができます。

「カモがネギをしょって漁師の家を尋ねる」と表現されるように、
なんの下調べもせずに不用意に金融機関を訪問すれば、

「こちらの商品は如何でしょか?」

などと、必ずしも投資家にとって必要ではない商品を
勧められ、そのまま購入してしまうリスクがあります。

(そしてそのツケは想像以上に大きい場合があります)

金融機関というのは、基本的に営利目的であって、
自分たちが儲けることがメインです。
そのため、販売窓口では高い手数料の商品が
堂々と勧められたりしているのが現状です。

営利企業ですから、販売手数料自体が一概に「悪」というわけではありませんが、
そもそもお金を増やそうという目的で投資する投資家目線で見れば、
不要なコストは可能な限り、避けないといけません。

そういう意味で「対面ではない」ということは
投資の初心者にとって大きなメリットです。

高齢者の方に「ネットなんて…」と敬遠される方もおられるようですが、
少なくとも僕の回りの65歳以上の投資家たちは
バリバリネット証券を活用していますね。

2. SBIハイブリッド預金で資金の効率化と自動引き落とし

SBI証券は住信SBIネット銀行と提携していて
SBI証券に預けた現金は住信SBIネット銀行に
自動振替することができます。

これをSBIハイブリッド預金と呼んでいます。

このSBIハイブリッド預金にすると
SBI証券での株式等の買い付け資金は
住信SBIネット銀行から自動的に引き落としされます。

どういうことかというと、SBI証券内の待機資金を
自動的に普通預金にして効率よく運用しましょう
ということですね。

さらに、給与振込口座に住信SBIネット銀行を指定すれば、
投信積み立て資金が自動で引き落とされ、
天引き効果も期待できます。

さらに、住信SBIネット銀行の
手数料無料の範囲が大きいです。

ATM手数料は基本、ゼロ。

さらに、他行宛振込手数料は、
月3回まで無料です。

SBI証券の入金手数料も基本無料ですから、
これだけで、無料の振り込み、ATM手数料無料の
システムが簡単に完成します。

3. 業界トップクラスの還元率、投信マイレージ

SBI証券は「投信マイレージ」と呼ぶ
投信残高に対する事実上のキャッシュバックを行っていて
これが業界トップクラスの還元率となっています。

この最高還元率をもらう条件が他社よりも緩くて
トータルで見て好条件になっています。

賢明な投資家はみなこのことを知っていて
SBI証券をメインで使っている方も多いです。

詳しくはこちらの記事を読んでください。
証券会社の投資信託ポイント還元まとめと還元ランキング

SBI証券のリスク

ネット総合証券大手ということもあって、さすがに手堅く、
ほとんどリスクらしきリスクはありません。

強いて言えば

  • 他者と比較して取引インフラが弱いと言われている
  • 一般的なデフォルト(破綻)リスクはゼロではない

取引インフラというのはネットの接続性などを指すようですが、
僕自身、そのリスクを感じたことはありません。

そもそも、長期投資家にとって取引インフラが多少弱くとも、
気にしないといけないようなリスクにはなりません。

むしろ、過剰な品質のインフラ整備と維持のためにコストアップする方が
コストを嫌う投資家にとっては大きなリスクとなります。

また、破綻リスクに関しても証券会社に預けた株式は保振、
ファンドは信託銀行が管理する仕組みですので
SBI証券の破綻とは全然無関係です。

もうひとつ、SBIハイブリッド預金にしている場合、
SBI証券の現金が住信SBIネット銀行に自動的に流れますので
その後もし住信SBIネット銀行が破綻した場合、
その現金は預金保険機構が提供する1000万円まで(いわゆるペイオフ)の補償となる
ということは覚えておくべきでしょう。

なお、住信SBIネット銀行と連携させずSBIハイブリッド預金を使わない場合は
SBI証券に入金した現金はそのまま現金として扱われ
利息はつきません。

タンス預金と同じになってしまいます。

SBI証券の破綻の際、そうしたSBI証券内にある現金は
「日本投資者保護基金」によって最大1000万円まで補償されます。

まぁ、万一の場合にどうなるかは、
蓋を開けてみるまで分からないことも多いと思いますが、
実際の仕組みを知っておけば安心でしょう。

結論としては、SBI証券に現金のまま持たず、
入金したら速やかに商品を買おう、ということですね。

ある意味、証券会社の使い方として当たりまえの事だとは思います。

現金で寝かすにしても、最低限、住信SBIネット銀行を開設して
ハイブリッド預金にはしておくようにしたいところです。

上記のように、ハイブリッド預金のデメリットは特にありませんので。

ところで余談ですが、先日、SBI証券から
こんなメールが届きました。

いつもSBI証券をご利用いただきましてありがとうございます。このたびはご入金いただき、誠にありがとうございました。ご入金額のご確認につきましては、当社メインサイトの「口座管理>取引履歴>入出金明細」にてお願い申し上げます。今後とも一層のご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

ネット証券って、対面もなくなんとなく「ドライ」なイメージがありますが、
こんなメールも送ってくるんですね^^

このメールには特に商品の売り込みもなくて、好印象でした。

SBI証券のメリットとリスクまとめ

メリットは大きく3つあります。

  • 対面取引不要で余計なリスクを避ける
  • SBIハイブリッド預金で運用効率化と自動引き落とし可能
  • 長期投資家に嬉しい、業界最高水準の投信キャッシュバック

リスクは、取引システムの安定性や
SBIハイブリッド預金に関連する預金保険などですね。
このあたりは、理解した上で上手に利用するなら
特に問題ない部分です。

特に、投信(ファンド)で長期投資するなら
キャッシュバック還元率は投資の成績に
大きく影響を与えます。

SBI証券の口座開設+SBIカードの申込みで
キャッシュバック率を1.2倍に上げられますので、
SBIカードを組み合わせて上手に活用していきましょう。

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