子供のマネー教育に必要なものは?

自分への投資教育もありますが
子を持つ親であれば、
子供へのお金の教育もまた、
悩みどころだと思います。

子供へのお金の教育をしていくために
個人的に実践していることを少し
書こうかと思います。

完璧な方法ではありませんが、
少しずつ、成果はでているように思います。

「実際に見せられる」ことの大切さ

企業の決算ラッシュも過ぎ、
株式投資家のところにも配当報告や
優待のお知らせが届いたことと思います。

例えばこちらは、先日届いた、
モスフードサービスの株主優待券です。

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単位株なので、モスバーガーまたは
ミスタードーナツで使える
1000円分の食事券となります。

株主優待の利回りは低く、そういう意味では
優待狙いで株主となることの経済合理性は低いです。

ただ、こうした「本物の株主優待券」を
子供たちに見せながら、
株主の権利について話をすることは、
とても有効なのではないかと思うわけです。

実際、

「このチケットを使えば、本物のモスバーガーを食べられるよ」

「実際にやってみる?」

と誘えば、すごく興味をもってくれますし、
実際にレジで支払いをしてもらえば

「これは本物なんだ!」

と実感してもらうことができるわけです。

そうやって一つ一つ、
実感を伴った学習ステップを踏むことで、
投資に対して無理なく学習を
進められると思います。

学びのための環境作り

僕は子供にもお金の正しい知識と
実践力をつけて欲しいと常々思っています。

上記の株主優待券はその一環ですが、
その他にもいろいろと環境整備をしています。

例えば

  • お金に関する読みやすい本や教材、ゲームなどを準備しておく。
  • 小遣い帳を付けるようにしてもらい、お金の管理を実践してもらう。
  • 贅沢貯金を用意して、お金を使うときに意識してもらう。

一つ一つは小さなことですが、
時間をかけて、全体として効果を発揮していきます。

例えば先日、娘がこの本に夢中になっていました。

たしかこの本、1年ぐらい前に

「この本、面白そうだから読んでみたら?」

と娘に渡した後、いつものごとく
放置されていたようなのですが(笑)、
なにかがキッカケで読み始めたら
ハマったようです。

かなり面白かったようで、
多少興奮気味に内容を
僕に教えてくれました。

早速「サクセスダイアリー」とか、
実践を始めているようです。

まぁ、子供のことですので
すぐ飽きるかもしれませんが、
それはそれで構わないでしょう。

まずはやってみることが大切ですから。

この本の中には株式投資の話もあるようですから、
先ほどの株主優待券を使って株式の話を深めても
いいかもしれません。

こうやって少しずつ、
お金への理解と実践、
知識がついてきたら、

子供向けのマネーセミナーや
投資セミナーなどに一緒に
でかけてもいいと思います。

来年からは子供NISAも始まりますから、
それを話のネタにしてもいいでしょう。

ただし、
いざというときにすぐ使えるよう
こうした「本物の教育ツールと環境」を
普段から準備しておくことが大切だと思います。

そのためには、大人側が
普段から学んだり、実践しておかないと
必要なときに必要な知識やツールが使えず、
うまくいきません。

当たり前のことですが
子供に正しい知識を教えるためには
大人はそれ以上に学び、実践する必要があります。

まずは最初のキッカケを与える環境作りが、
良い結果を生むと思いますので、
焦らず、じっくりと取り組んでみてください。

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子供のマネー教育に必要なものは?” に対して2件のコメントがあります。

  1. 薄井 仁 より:

    記事に本の情報が載っていませんが、ミスでしょうか?
    是非、更新して下さい。

  2. より:

    薄井様

    ご指摘頂き、ありがとうございます!
    記事にはアマゾンへのリンクを掲載しているのですが(1/24確認済)
    環境によっては、見れないのかもしれません。

    こちらにリンクを掲載しますので、
    よろしければお使いください。

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