レシート読み込みアプリ「レシレコ(ReceReco)」と無料家計簿のマネーフォワードを上手に連携したい。
![](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/2014-10-22-13.30.06.png)
こんにちは。林FP事務所の林です。
無料家計簿クラウドサービスにマネーフォワードがありますが、
最近利用者が拡大していて、例にもれず僕も活用しています。
マネーフォワードの最大の特徴は金融機関と連携し
お金の流れをほぼ自動で追跡できる点にあります。
ただ、自前の財布の出金履歴までは
さすがに自動で追跡できません。
そこで買い物した時にもらえる「レシート」を読み込む
スマホアプリ「レシレコ(ReceReco)」と連携し
そのデータを取り込める仕組みになっています。
どこまで便利なのか?
どこまで便利に使えるのか?
検証してみました。
レシレコサービスは2017年3月に終了していますが、以下参考までに残しておきます。
こちらの記事も参考にしてください。
マネーフォワードと連携していたReceRecoが3月末で終了。トドメを刺したレシーピの実力とは?
レシレコ(ReceReco)の使い方
レシレコはスマホからレシートを撮影し、
自動認識するアプリで、マネーフォワードと連携できます。
- 【iOS版】レシレコ
- 【Android版】レシレコ
無料でダウンロードできますので
まずは使ってみるのが早いです。
使い方は簡単で、レシレコを起動し、
レシートをカメラで撮影すれば自動で認識してくれます。
![Screenshot_2014-10-22-11-00-29](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/Screenshot_2014-10-22-11-00-29-225x400.png)
![Screenshot_2014-10-22-11-01-47](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/Screenshot_2014-10-22-11-01-47-225x400.png)
こちらが自動認識した結果。
![Screenshot_2014-10-22-11-32-13](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/Screenshot_2014-10-22-11-32-13-225x400.png)
惜しい!アキタコマ「テ」になってしまいましたw
まぁこれぐらいは許容範囲なので、
名前はそのままにして費目を編集します。
![Screenshot_2014-10-22-11-32-21](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/Screenshot_2014-10-22-11-32-21-225x400.png)
費目をタップして、正しい費目を入力して保存します。
![Screenshot_2014-10-22-11-03-27](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/Screenshot_2014-10-22-11-03-27-225x400.png)
これで編集完了。
最後に保存ボタンを押してメニューに戻ります。
費目の設定のためのタップが多く、やや面倒に感じますが
いちいちPCを立ちあげなくてイイというのはメリットかもしれません。
さて、肝心の認識率ですが
残念ながらお世辞にも高いとはいえません。
例えば全国展開しているヤマダデンキのレシートを認識させたところ、
こちらのような結果に。
![Screenshot_2014-10-22-11-07-41](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/Screenshot_2014-10-22-11-07-41-225x400.png)
正直、これなら一般的なOCRレベル。
ちょっと厳しいですが、毎回この調子だと
使う気になれません(苦笑)
レシレコオフィシャルの「撮影のコツ」でも
まず最初に認識しやすいコンビニのレシートから始めよう
って書かれています。
これもちょっとレシレコ側の言い訳っぽく聞こえますが
まぁ、レシートの形式が決まっているわけではないので
結構、認識は難しいのかもしれません。
僕は認識させてみてうまくいったら採用する、
ぐらいのアバウトな使い方をしています。
ただ、こうした小銭系決済を管理したい
というニーズは高いと思います。
家計管理をするのに、一番面倒なところですからね。
レシートの認識が難しそうだということで、
今後の本命はやっぱり電子マネーかな、と思います。
例えば以前
マネーフォワードでSMART ICOCAと連携したい方へご提案。
で書いたように、こうしたネット上で履歴を閲覧できるタイプの
電子マネーと連携できたら最強ですね。
(でも残念ながらまだ連携できないようです orz )
レシレコとマネーフォワードとの上手な連携方法
これからは電子マネー!だとは言え、
まだまだレシート文化が健在なのも事実。
レシレコとマネーフォワードの連携はこちらの記事
マネーフォワードを便利に使いこなすために知っておきたいワザ3
でも紹介しましたが、レシレコとマネーフォワードを上手に連携できないか、
もう少し踏み込んでみることにします。
マネーフォワードとレシレコを連携する方法は
- 店舗名から取り込む(レシート1枚を1件として取り込む)
- 品目から取り込む(レシートの明細単位で取り込む)
の2通りあって、こんな感じで最初に選べます。
![2014-10-22 13.06.33](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/2014-10-22-13.06.33.png)
選び方を間違っても、再連携すれば選び直せるので、
とりあえずどちらかを選んでも構いません。
オススメは「品目から取り込む」です。
というのも、店舗名から取り込む場合、
上で書いたように認識率の低さもあって、
自分でマネーフォワードに手入力するほうが早いからです。
で、品目から取り込む場合、
レシレコでちまちま設定した費目が反映されるので、
あとは放置プレイでほぼ正確な家計管理ができることになります。
そうやっておいて、レシート全体の費目が同じ場合
例えばレシート全部が「食費」のような場合は
マネーフォワードに手入力するのが手っ取り早いです。
![2014-10-22 13.22.16](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/2014-10-22-13.22.16-400x367.png)
あともう少し!
マネーフォワードに手入力が早い!
と思いましたが、こちらの方法を使えば
店舗名から取り込む形でも
レシレコが便利に使えるかもしれません。
![レシレコ 編集ボタン](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/Screenshot_2016-02-18-16-17-54-225x400.png)
![レシレコ 費目編集ボタン](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/Screenshot_2016-02-18-16-18-00-225x400.png)
![レシレコ 費目選択](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/10/Screenshot_2016-02-18-16-18-07-225x400.png)
これで費目の一括設定ができました。
スーパーなどは、だいたい「食料品」で
OKだと思うので、これで十分です。
あと、もう少し欲を言えば、
費目のデフォルト設定ができるといいなぁ…
と思いますね。
ツールは便利に使ってナンボ。
上手に使いこなしてください!
マネーフォワードそのものリスクについてはこちらの記事
に詳細がありますので、あわせて参考にしてください。