「本気で」家計を変えたいのなら、これを読もう!

先日発売された
「本気で家計を変えたいあなたへ」
という本を読んでみました。

「お金とアドバイスのプロ」

が考える、家計の変え方です。

表紙のイラストから受ける印象とはうらはらの
意外と(失礼!)骨太な本でした。

家計の大切さ

僕は以前から家計管理、
つまり日々のお金のコントロールの大切さを
伝え続けているつもりですが、
僕の考える家計管理の大切さは大きく二つあって

  • 個人財務の基盤を強くして、投資に備える。また、投資の効果を高める。
  • 価値観を整え、洗練していくための、基礎トレーニングになる。

と考えています。

お金が不要な人はいないと思うので、
家計管理は全ての人に取り組んで欲しいことです。

「そうはいっても、家計管理を継続するのは
 結構、大変ですよね…」

と思われがちですよね。

でもこの本、実は、
「がんばらない仕組みを作る」
ということに主眼を置いているんです。

この点、とっても理にかなっていますし、
個人的にも強く共感する部分で、
結局、お金に強くなるというのは精神論ではなくて
「仕組み」のこと、なんですよね。

その仕組み自体を頑張って作っていきましょう、
って感じなのです。

で、この本はどんな内容?

資産設計アドバイザーで有名な内藤氏が監修、
人気女性FPの前野彩氏の新書です。

僕はこの手の本はあまり買わないのですが、
(自分ではきちんと管理できてると
 無邪気に信じ込んでいるので…w)

でも、実際読んでみると
いろいろ気づきもあったし
まだまだ改善できる部分もあって
読んでよかった(笑)

というか、単なる家計のワークブックかとおもいきや、
保険の話はまぁ当然のことながら
住宅ローン、税、相続などについても
触れられていて、なかなか内容が濃い。

これ1冊読めば、
お金の基礎知識は
身に付く感じです。

また、構成もよく練られていて、
初心者でも入っていきやすいのは
さすがだな、と思いました。

ワークブックなので、当然
手は動かさないといけないですが、
その分、きちんと見直しができます。

タイトル通り、
「本気の人」に
役立つ本といえそうです。

家計は女性がとりしきるもの?

もう1つ、僕が感じたのは

女性FPが女性向けに書いた印象を受けますが、
男性もしっかり読むべき内容
だとも思いましたね。

男は会社で働き、家は女が守る。。
なんて、昭和高度成長時代の
観念にはまってたらもうダメな時代です。

今は、家や家族の構成も多様で、
収入や支出のパターンも多様化しています。

(夫が働く、妻が働く、あるいは共働き、
子供がいる?いない? etc.)

既に、
男がお金の知恵をつけなくてイイという
理由はどこにもありません。

文はやわらかく、イラストも可愛いですが
内容はガッツリしてます。

プロでも見落としがちな所が
丁寧に取り上げられていたりしますので
初心者はもちろん、FPですら読めば
学びになるはず。

なので、男も(?)買って読む価値があります。

べた褒めでも違和感があるので(笑)
ちょっと気になったことも書いておきますと

表紙には家計簿なしって書いていますが、
ワークブックなので似たようなことはします。

(この本では、家計をざっくり年単位で
とらえることを提案しています)

著者の前野氏はマネーフォワードも併用しているので、
まぁそれは家計簿といってもいいのでは…?

とも思いますが、
でも家計簿よりはずいぶん楽ですし
家計簿かどうかなんてことは本質からいえば
瑣末(さまつ)なことですからね^^

このワークブックを使って
一度じっくり作業してしまえば、
「仕組み」ができますので
あとは楽です。

「なんとなくお金がたまらない…」

「将来の見通しができず不安だ…」

という人は、一度手にとって
みてはどうでしょうか。

本書でマネーフォワードにも触れられていますが、
よかったら僕の記事も参考にしてください。


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