株式会社のしくみを、こどもでもわかるように説明してみた。というか、説明してくれました。
とある平凡な一日。
いつものように晩ごはんの食卓を家族で囲んでいるとき
下の子がこんな疑問を発しました。
うちの子:「不労所得って、紙で出来てるよね。なんで紙なの?」
林家一同:「???」
その「紙」の正体は??
父:「紙って、どの紙だったっけ?」
うちの子:「だからさ、こないだ紙でもらったやつ」
うちの子2:「不労所得は、お金だから、お金でもらってるんだよ」
うちの子:「そうじゃなくて、紙で渡して、ハンバーガーもらったじゃん」
父:「あー、株主優待券のことか?」
ということで、モスバーガー(モスフードサービス)の
株主優待のことを突然思い出して、
その質問をしてたみたいです。
さて「紙」の正体については一件落着しましたが
じゃぁなんで株主優待券がもらえるのか
もらうにはどうしたらいいのか?
という話に発展していきました。
やはりお金がもらえるという話には食いつきがいいようで
(モスバーガーだから…というわけではないでしょうけど。)
株式会社の仕組みから話が始まりました。
紙に絵を書きながら
株主優待券がもらえるのは、株式を持っている人で、
それを株主というんだけど…などという話をしていたら、
興味を持って子どもが自発的に絵を書き始めました。
子どもでもわかった!株式会社のしくみ
まずはこちらの絵。
(裏紙を使ってたので、裏写りしてますがゴメンナサイ)
会社にもいろいろあって、それぞれの会社に
社長と、従業員と、株主がいて…
ということをちゃんと理解できているようです。
たくさんの人からお金を集めたほうがお金が多くなって、
それで大きな仕事ができる、ということころまで伝えたかったですが、
そこまで伝わったかは分かりません。
それでも、
株主がぞろぞろとたくさんいる感じが
よく出てます(笑)
株式保有割合の図?
続いてこちらの絵。
(スイマセン、あいかわらず裏写りしてます)
突然、たくさんの「◯」を書き始めたかと思えば
100ある株式のうち、誰がどれぐらいをもっているのかを
イメージで捉えたかったみたいです。
こうやって描いてみると、
大株主はたくさんもっていて、
ちょこっと持っている普通の株主が
たくさんいる、というのがよく伝わってきますね。
結局、地道な活動が一番効果がある?
こんな感じで、子どもと話をしながら、
株式会社について理解を深めてもらうことができました。
一応、子どもにも投資やお金のことを
知ってもらおうと思っている僕としては
ここまで興味を持ってくれたら大成功かなと思います。
まぁ、普段はここまでうまくいくことはまずないのですが、
今回うまくいった要因としては
- ゲームや普段のちょっとしたキッカケをつかんで少しずつ話をする
- 実際の株主優待を使うなど体験してもらい、記憶に残るようにする
という、普段の地道な活動が功を奏したのかもしれません。
今回のポイント
(特に子どもは)体験を通じて学び、興味が湧いたときに
知識を深めていくのがいいみたい。
大人がやることは、体験するための
キッカケや環境作りがメインですね。
もちろん、投資やマネー教育にかぎらず、
普段の地道な活動は大切&有効だと思うので、
何が効果があるのか?
いろいろ試していきたいと思います。