フレッツ光の「転用」「光コラボ」は得か損か?事例で試算してみました。
![](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2014/09/a0002_002114_callcenter_crop.jpg)
僕の自宅のネット環境はフレッツ光なんですが、
つい先日、
「フレッツ光を転用して、通信費を安く上げませんか?」
という勧誘の電話がかかってきました。
正直、この手の勧誘のお電話はその場で判断できるわけがなく、
「資料」を頂くことでお茶を濁すことがほとんどなのですが
個人的にこちら(京都)に移ってから2年目ということもあり
ちょうど契約更新のタイミングだったので
自分でも試算してみました。
現在の契約と転用後の契約の比較
様々な比較表なんかを作り出すと際限なくなりますので、
(そういうのは、価格.comとかにおまかせします…)
以下、僕の事例でお話しますね。
現状は「フレッツ光ネクストF隼」という契約で、
月額基本料が5400円となっているのですが、
今はなき「1,2年目ドーンと割」という割引契約を
併用しています。
この場合だと、最初の2年間は毎月1,790円割り引かれ、
そのまま契約を継続すれば、3年目以降は光もっともっと割という
割引サービスに自動的に移行し、以後3年毎契約更新で、
6年後まで少しずつ料金が下がっていく仕組みです。
今回、
ちょうどこの2年間の契約が切れるタイミングだったので
転用が有利かどうか検討してみした。
転用の相談をさせてもらったのは
代理店の「ネットナビ」さん。
こちらの契約条件、プロバイダ等を伝えたら、
同じプロバイダへの転用がいいだろうという
提案をしてくれました。
で、その提案を元に、
自分でも詳しく料金の比較をしてみたところ…
![ScreenShot 4](https://h-fpo.com/wp-content/uploads/2016/05/ScreenShot-4-700x350.png)
フレッツ光の転用前(現状維持)と転用後の料金シミュレーション
こんな感じになりました。
結局、今回の案では転用してしまうと解約金が発生してしまい
その分、損をしてしまうことが判明。
この解約金がなければ、ほとんど互角だったので
追加のキャンペーンで何か付けば気持ちが「グラッ」と
動いたかもしれませんが…^^;
現状維持でも3年目から光もっともっと割が始まるので
それとプロバイダの割引料金が
一致する形になってしまいました。
正直いうと、転用先のサービスも、
もう少しがんばってほしかったな…
というのがホンネのところです。
これだと、いくらサービスが同じだといえ、
わざわざ手続きしようとは思いませんものね。
NTTの契約更新月と、プロバイダの契約更新月が異なる!
さて、上の説明でサラッと流してしまいましたが、
今回実は解約金が発生することが分かりました。
どういうことかというと、
NTTの契約更新月:3〜4月
プロバイダの契約更新月:5月
と、なんと契約更新月が食い違っていることに
初めて気が付くという事態に(苦笑)
プロバイダ側の契約更新月は把握していたのですが、
「NTTの更新月も同じだろう」と勝手に思い込んでいたのが
今回の失敗の原因。
引っ越しのバタバタで確認する余裕がなかったとはいえ
こういう契約ものはしっかり把握しないとダメだなぁ
と再確認させられました。
(こんな僕がいうのもなんなんですが…
みなさん、ちゃんと把握していますか?)
今回は見送ることにしましたが、
プロバイダへの転用にも
一応メリットがあります。
それは、プロバイダへ転用すれば
光料金とプロバイダ料金が一元化でき、
契約がすっきりしてこのような契約更新月の
食い違いがなくなるというメリットです。
そういう意味で、一度は検討されると
いいかなと思いますね。
現状の契約条件や解約時期、
転用先のプランなど様々な組み合わせがあり
転用には一長一短があると思います。
まずはご自身の解約月を
(特にNTTとプロバイダ両方とも!)
一度見直してみることを
お勧めします!